霜止出苗(皇紀弐千六百八十二年 令和四年四月二十四日)

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 明日から、七十二候 穀雨 次候 霜止出苗  しもやみてなえいずる です。

 暖かくなりましたね。こうなると霜はもう降りなくなります。苗がすくすくと育つ頃です。

 さあ、美しい田植えの季節になります。元々、日本の暦は、農業に暦から始めっています。良い名前ですね。穀雨。春の雨がたくさんの穀物を潤すという意味です。そして、苗が出始める。日本は素敵ですね。

 さて、少し話が飛びますが、前にコンサルをしていたガソリンスタンドの横の庭に素晴らしい芝桜の花が咲いていました。少しではないですよ。庭一杯に。給油に来るみなさんは、思わず手を止めて見とれるぐらいです。思い出すなあ。

 さて、から、またさて、穀雨の頃の和菓子は何でしょう。

 

 和菓子は茶道と一緒に発達してきました。穀雨が終わるころに八十八夜があります。今の世代の子は八十八夜なんて知っているのかなあ。歌えるのかなあ。立春から数えて八十八日目の夜のことで今年は五月一日です。

 八十八夜が過ぎれば、晩霜も終わりになります。種まきや茶摘みに適した季節になます。農家の人たちにとって大切な指標ですね。また、「八」が末広がりになるから縁起がいい日とされました。初摘みの新茶を飲むと一年を災いなく過ごせるともいいます。

 何と言ってもこの頃にお菓子は、草餅です。子供の頃、ヨモギを積みに行って、亡母に作ってもらいました。おいしかったなあ。

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 その他にも、和菓子屋さんは、季節に茶道のお茶会に新作和菓子を考案します。だから、つくれる和菓子は無尽蔵なんですね。立派だなあ。おいしいしね。洋菓子よりも。

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このページは、宝徳 健が2022年4月24日 16:32に書いたブログ記事です。

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