任務分析13(皇紀弐千六百八十二年 令和四年六月四日 參)

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 今後、士魂商才には、弊社経営戦略 NEXT20 SOFAの運用や進捗を主体に書きます。なので、これまで、士魂商才に書いていた記事は、NEXT20 SOFAの中の「脳力」開発義塾(セミナー)とこの「ブログ」で書いていくこととなります。

 今回の任務分析は第5原則 統一の原則です。

 「命令が出せる実質のリーダーは一人にする」です。

 出光興産時代の上司でとても大好きなSさんがいました。副社長にまでなった人です。この方と名古屋支店時代に同じ課になったときに、「あー、こういうリーダーシップがあるのか」ととても勉強になったことを覚えています。指示・命令を出さないんです。でも、課が驚くほどうまくうごきます。

 このかたが副社長時代に東日本大震災が起きました。
 本社ですから当然、全国の指揮をすることになります。出光興産ですから、当然、いろいろな部署があります。でも、こういう緊急事態においては、指揮権を一人にまとめなければ各部の対応がバラバラになってしまいます(もちろんその資質は必要ですが)。

 でも、出光興産と言う会社は、とても力がある人が上にいきますので、こういうときに「誰が正しいか」をやりがちです。このような状況では、「何が正しいか」が必要なのです。そして責任が。

 この方が、やったのは、リーダーを一人示したあと、社長以下主だった人(うるさそうな人)を、集めて階下にある焼き鳥屋に連れて行きました(帰れないし)。そこに報告しろと。

 ナイスです。

 では、これが大東亜戦争ではどうだったか。世界最強の帝国陸海軍を有しながらなぜ、我が國は、戦争にまけたのか。これを次回解説します(つづく)。

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このページは、宝徳 健が2022年6月 4日 08:49に書いたブログ記事です。

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