余暇の切り売り?(皇紀弐千六百八十二年 令和四年八月十八日)

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 昨日、TVを観ていたら、なんと宇佐美のCMが!!!! 初めて観た~。俺たちは元売ではないんだ。小売りの雄だというCMでしたね。宇佐美の親父さんがご存命ならなんていうか知りませんが(笑)。これも、不易流行なんですかねえ。宇佐美の皆さん、不易も忘れないでね。

 サラリーマン時代宇佐美の親父さんには、実の子供の様に厳しく(笑)、やさしくかわいがっていただきました。楽しかったなあ。私の人生を創った大きな方との出会いです。

 親父さんの日々はルーティンが決まっています。雨が降ろうが晴れようが。誰が来ようが、来まいが。事務所にいようが出張に行こうが・・・・。これが並みの人間にはできない。すごいなあ、と、いつも思っていました。

 親父さんと話したい時には、日曜日に行くのが一番です。だ~れも来ないから、大好きな親父さんと仕事の話をたくさんできます。親父さんは、始終ニコニコしながらいろiいろな話しをしてくださいます。その話を聴くのが楽しみでしかたがありませんでした。

 もうひとつ、親父さんは、一年で一日だけ休みます。どんなに私が我が儘を言ってもこの日だけは会えません。元旦です。

 でも、次の一月二日に行くと、もう、私ごときが言ったことに対して、それはそれは喜んでくださいます。嬉しいなあ~。でもルーティンは変わらない。親父さんの仕事が終わるのを待ってから話します。だいたい一回行ったら七時間は返してくれません。「帰ります」というと「もう帰るのか?なぜだ」というから「雨が降ってきました」というと、「お前(二人の時はこう呼んでくれます。誰かがいると宝徳さん)は、雨が降ると帰るのか?」と聞きます(笑)。寂しがり屋さんです。

 私が出光興産株式会社を辞めて独立してからも、しょっちゅう電話ををいただきました。それも土日に。妻が出ます。

 私が仕事で出かけていることを知ると、「そうですか、宝徳さんも土日に仕事をするようになりましたか」ととても喜んでいただいたそうです。かみさんが「今日も『宇佐美です』って電話があったよ(爆笑)」と言います。

 素敵だったなあ。我が國を経済成長させた経営者たちは。

 大学で経済学を学んだ時に知ったことです。「欧米では自分の余暇を切り売りして労働でお金を得ている」と。びっくりしました。
 こんなことを言うと昭和人間と言われるかもしれませんが、どの時代でも、我が國の価値観は変わりません。はたらくことは「はた」を「らく」にする。

 つまり人を幸せにすることなんです。

 経済成長もしないで、増税ばかり考えている財務省と政府。それを甘んじているメディアと野党と國民(この話は弊社月刊誌士魂商才で徹底的に追求します)。労働なんて言葉を使いたくもないけど、労働を義務だと思っています。

 私は、十九年間の出光興産株式会社で、自分を労働者と思ったことは一度もありませんでした。残業手当も一銭ももらったことがない。そればあたりまでした。

 何が最低賃金アップだ、何が働き方改革だ。日本は社会主義國家かい。

 何がPBだ(プライマリーバランス)。そんなことを言っているから國民が甘えます。低い給料に甘んじても、土日はしっかり休む。休暇はしっかりとる。

 まさに、私たちが学生の頃、経済を衰退させた欧州の「余暇の切り売り発想」です。

 このところ特にひどいですね。話もできないので仕事(作業ではない!)が平気で1週間遅れます。

 こういうことを言うと「非國民」のように言われます(笑)。

 男がどんどん弱く暴力的になります。

 優秀な一部の女性は、どんどん成長して素晴らしいのですが、多くの女性は権利ばかりを振りかざします。

  今の我が國の経済を考えたら、みんなもっと「働き方改革」ではなくて「働きがい改革」を求めるべきではないか。

 なんか働く事が「悪」のような言われ方を最近されます。ある意味、仕事がこの世で一番楽しいレジャーでありギャンブルであるのに!

 もっと言うなら、昭和の人間は、もっと楽しそうに仕事をしていました。

 今は、自分の事しか考てえない。

 言い過ぎだって? 日本は表現の自由でしょ? どうでもいいけど、休みがありすぎ!!!

 

 宇佐美の親父に笑われてらあ(笑)。
 英霊たちに笑われてらあ。

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このページは、宝徳 健が2022年8月18日 09:56に書いたブログ記事です。

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