子供の頃、あまりお菓子とかは種類がありませんでした。そんな中で、サクマドロップスというのを時々食べました。甘いものが少なかったころです。たま~に、母が買ってくれるドロップスというのがとてもおいしく感じました。
サクマドロップスではありませんが、ドロップスの歌もありましたよね。
♪むかし なきむ~しかみさまが
あさやけみてないて
ゆうやけみてないて
まっかななみだたぽろ~んぽろん
きろいなみだがぽろ~んぽろん
それがせかいぢゅうにひろがって
いまではドロップス
こどもがなめますぺろんぺろん
おとががなめますぺろんぺろん♪
でしたっけ。
サクマドロップスはたしか映画「火垂るの墓」にも出てきてましたね。手で開けようとしてもなかなか開かないかった~い缶。
でも、サクマドロップスにかくされて秘密(?)があるそうです。
サクマドロップスには「サクマ式ドロップス」と「サクマドロップス」の2種類があるそうなんです。
大東亜戦争により、砂糖の供給が亡くなり、元祖の佐久間製缶は一度廃業に追い込まれたそうです。戦後砂糖の供給が安定してから、新たに関係者が佐久間製缶を起こして、販売を再開したのが「サクマ式ドロップス」
「火垂の墓」で出て来るのはこちらです。
これがサクマドロップス。サクマ製缶
兄弟げんかだそうです。
いつも食べていたのは佐久間式ドロップスのような。
今でもあるのが凄いですね。根強いファンがいるのでしょう。
あっ、ちなみに「いちごみるく」は、後発のサクマ製缶だそうです。
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