明日から、七十二候は立春 末候 魚上氷です。うおこおりをいづる と読みます。
湖や川などの氷が割れて、氷の下で泳いでいた魚がはねるころです。
まだ、寒いのにそうなの?と言われるかもしせませんが、これは支那の古典 易経で知ることができます。支那の古典には、四書五教があります。五教は何千年も、それこそ5000年も前の、まだ漢民族がたくさん生きていた頃の書物です。四書は、護教の焼き直しです。
ですから、五教を読んでから司書を読まないと、論語ですら何を言っているかよくわかりません。
五教は素晴らしい書物です。それを自国の言葉(日本語)で、読めるのは日本だけです。
私はその中でも易経がだいすきです。
陰と陽の移り変わりを表した易経。つまり、陰から陽にそして、陽から陰に移り変わる時に、ほんの少しタイムラグがある。そのタイムラグを知りながら成長しなさい、知らないと、成長がダメになるどころか、もう一度やり直さなければいけませんよ、と教えているのが易経です。
冬から春に変わるこの時期、どうしてもまだ、冬の寒さから春の暖かさに行くにはタイムラクがあります。
なので、今は、春の陽を迎える準備を自然はしているのですね。
昔は支那人も素晴らしかった。
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