自民党が「自分たちは保守だ!」と言い切っています。石原伸晃が幹事長の時に「私たち自民党は保守ですから」とのたまっていましたが、爆笑してしまいました。
日本に保守の政党はありません。
保守とは「國体を破壊する脅威に対抗する力」です。
では、國体とは、何か「シラス」です。
明治の天才井上毅が、教育勅語と第日本帝国憲法を作るときに、歴史を調べまくり、我國は「シラス」であって「ウシハク」ではない、という真理をつかみました。彼がいなかったら全く違った明治時代になっていたでしょう。
教育勅語は、まさに、シラスを表現しています。「父母に孝に兄弟(けいてい)に友に夫婦相和し朋友相信じ」とあります。家族としてまた國民として当たり前の姿を表現していますが、これが今の社会で守られていません。左翼などは、教育勅語を読みもせずに、あれは軍國主義の象徴だと言います。だから左翼は「父母に不孝に兄弟に冷たく夫婦喧嘩して朋友は信じなくていい」というスタンスなのです。
支那で起きた文化大革命などは、子供が親を売って(密告)していました。なるほど人治國家左翼の典型です。
シラスとは、陛下が國民のために全責任を負うという他國では信じられないの君民一体の社会を作り上げました。シラスのためには國民をよく「知って」、よく「治らしめ」なければなりません。だから統治と言います。橋下徹が、以前「我國の統治機構を変える」と言い出した時は、目が点になっていしまいました。
ウシハクとは「支配」です。國民という発想はなく、所有物です。土地も支配者の所有物です。物も。欧州の中世は極端にそうでした。なので、平気で所有物である人を殺します。今、人を殺して良い國は、ロシア、北朝鮮、支那です。
このシラスが我國日本の国体です。これを歴史の中から見つけた井上毅は天才です。偉人とは素晴らしい功績を遺した人、英雄とは國を救った人ですが、井上毅は英雄と言っていいでしょう。
第日本帝國憲法第一条は原案では、井上毅の
第日本帝國は萬世一系の天皇のシラスところなり
でした。まさに我國の國体をそのまま表しています。
でも、法律表現としてはあまり適切ではないということで伊藤博文が
第日本帝國は萬世一系の天皇が統治す
に変えただけです。
どんな職業に就こうが、どの業界に働こうが、得て増えてがあろうが、この國体は日本人として絶対に知っておかなければならないことです。私は歴史は苦手です、というのは言語道断です。
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