雷乃発声(皇紀弐千六百八十四年 令和六年(2024年)三月三十日)

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 今日から、春分 末候 雷乃発声 かみなりすなはちこえをはっす です。

 この表現で日本語の凄さがまたわかりますね。「発生」ではなく「発声」としています。自然と人間とが共生してきた我國ならではの表現です。

 今日なんかは暖かすぎましたね。雷は、恵の雨を呼びます。春の雷は、寒冷前線の通過によって怒るため、雹(ひょう)や雪が降ることもあります。天気が定まりにくい時期ですが、もうすぐそこに春がやってきます。


 「龍天に登る」という季語もあります。支那の古典易経に潜龍という龍の出世物語の始まりがあります。冬に「潜龍用いるべからず」で、「確乎不抜の志」を養った龍が世にで始める頃なのかもしせません。

 でもいつまでも潜龍の気持ちを忘れないでいたいものです。

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このページは、宝徳 健が2024年3月30日 19:29に書いたブログ記事です。

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