私の大好きな書道家の先生 曉香先生(とても綺麗な方です)が、書道展で受賞なさいました。おめでとうございます。どうやったらこんなに綺麗に字が書けるんだろう。うらやましいなあ。歌もいいですねえ。
藍筍展の書道展の受賞です。すごい!藍筍会は、今上陛下に書をの素晴らしさをお伝えした今上陛下のお師匠さんが作った会だそうです。その会の展覧会です。
山桜 ちりてみ雪に まがひなば いづれが花と 春に問はなん
「山桜が散って雪に混じり合ってしまったら、どれが花かを春にといただして欲しい」
新古今和歌集の歌です。歌人は「伊勢」。詳しくは省略しますが、返歌合わせの歌です。
和歌は素敵ですね。小学校から英語などというおよそ國家破壊の所業をやるのではなく(英語は否定していません。必要な人はやればいい)、小学校から和歌を教えれば(教える先生が問題ですが)、もっと情緒豊かな日本人が育つでしょう。我國は、「言霊の幸(さきは)ふ國」。綺麗な言葉を使い合うので、とても穏やかな國でした。
私も毎日、和歌を詠んでいますが、こんなに豊かな歌はまだできません。
一生に一度でいいから皇居にお招きいただきたい。大臣になるのは無理だし、勲章は無理だし、園遊会も無理だし。歌い会始めが一番可能性があるのですが、私の稚拙な歌はいつも落選爆笑。
でも、以前、亡くなった河野裕子(こうのゆうこ)さんに一度だけお会いしたことがあります。その時、和歌が下手くそなことを申し上げたら「いいの、いいの、詠んでいるうちに上手くなるから。日本人なんだから。どんどん詠んでね。」と言ってくださいました。下手くそだけど、前みたいにこのブログに書こうかなあ(🫣)
世界的な数学者 藤原正彦先生によると、世界の有名な数学者は例外なく子供の頃情緒豊かな土地に住んでいたそうです。
閑話休題。曉香先生、改めましておめでとうございます。今後の益々のご活躍を祈念します。
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