日本のようになるな⑨(皇紀弐千六百八十四年 令和六年(2024年)三月六日)4

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 黒田日元銀総裁が数ヶ月前の「日本(ミクロ)経済新聞」の「私の履歴書」に記事を掲載されていました。

 「へー、日本ミクロ経済新聞がマクロ経済の大家を載せるんだ。意味わかってるのかなあ」と思いました。

 黒田さんの金融緩和政策は「黒田バズーガー」と呼ばれました。各(ミクロ)経済紙誌では、黒田さん批判の大合唱でした。あっ、東洋経済も「東洋ミクロ経済」ですね。

 「円安」「物価」「(ミクロでいう)家計」「(増税を差し置いて)金融政策は効果がなかった」「黒田はやめろ」「金融政策を転換しろ」「黒田さんはスーパーにいかないから庶民の気持ちがわからない」などなど「ミクロ経済のことばかり」でした。

 日本銀行をはじめ中央銀行の総裁の仕事は、マクロ経済です。ミクロ経済ではありません。マクロ経済の「家計」と黒田さんが言った時にメディアが大バッシングしました。笑ってしまいました。そうですよね。ミクロ経済メディアですから。

 もう一度言います。物価や家計や株価などは、すべてミクロ経済つまり結果です。
 ミクロ経済という結果は人々の動きによってたくさん出てきます。政府や日銀はそれに付き合うのではなく、民間経済が正しく動くようにマクロの市場をどう活性化させるかです。あとは民間に委ねないと我國は社会主義國家のなってしまいます(もうなっているけど)

 國民が愚かにもあの民主党に政権を委ねた時、75円/ドルになりました。地獄の苦しみです。日本の企業はどんどん外に出ていくし外国は笑っていました。それをメディアと國民は批判・非難しましたか?

 ガラパゴス経済は、人類の歴史上必ず失敗しています。だって社会主義政策なんですもの。もっと、過去の失敗に学んだら? 政治家の皆さん、官僚のみなさん、メディアの皆さん、企業経営者の皆さん、(主権者)國民の皆さん。

 阿部さん黒田さんを除くこの30年間の我國は、

①緊縮財政と引き締めで財市場(モノ)と貨幣市場(カネ)を殺し、
②天下の悪法労働法規で労働市場を殺しています。

 これでは景気が良くなる訳がありません。猛省すべきはそれらを喜んでいる私たちです。

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このページは、宝徳 健が2024年3月 6日 05:17に書いたブログ記事です。

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