今日、四月八日は釈尊(お釈迦様)の誕生日です。
釈尊の像に甘茶をかけて祝います。この時期は櫻が満開なので「花祭り」ともいいます。なんでも聖徳太子(574年2月7日-622年4月8日)の時代に行われたと言われています。なんと聖徳太子が亡くなったのは釈尊の誕生日なんですね。
甘茶をかける風習は釈尊の生まれた日の伝説からきます。生まれてすぐに歩き始め両手で天地を指して「天上天下唯我独尊」を叫びました。これを観た龍が喜びのあまり釈尊の身体に甘露の雨を降らせて、産湯を使わせたといいます。
また、梵天・帝釈天が、突然天降って香水で産湯を使わせたなどと言う説もあります。甘茶はもともと甘露を意味しています。甘露が降る時には世界に幸せが現れ、また、甘露は人々の苦しみを除き死者を甦らせる霊水であると信じられました。お寺に甘茶がありますので、参詣したあろ持ち帰り家族で飲みあって厄除けをしましょう。
でも、こういうことを言うとすぐに「そんなの伝説で実際の話ではないだろう」と言う人がいるのも困ったものです。では、キリスト教協会主義の人間に「マリア様って本当にいたの?」と言ってみてください。喧嘩どころか戦争になりますよ。
真理と真実と事実は違いことも考えましょうね。
世の中が まだ乱れいて 人心が まだ定まらぬ時 世を導いた方
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