道元に寄り添った弟子の懐弉(えじょう)に『正法現蔵随聞記』という著作があります。これ面白いんですよね~。道元の人間性を知る入門書です。
道元は、四歳にして李嶠の百詠を、七歳にして詩経と春秋左伝を詠んだと言われています。道元は幼くして驚くべき漢文力をみについけていました。
この漢文力と言うのをたちは全く知らない。高校の漢文の授業でいやいややっただけです(笑)。英語なんか勉強するよりこの漢文力が欲しいなあ。
八歳の冬、母の死去を見て道元は人生の無常を悟りました。正法眼蔵随聞記には、母の遺言があって出家を早くも志したと伝えています。
祖父 基房は道元を朝堂へ送り出し出世をさせたいがため、その養育に意を注ぎました。
道元が十三歳になった時です(つづく)
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