端午の節句(皇紀弐千六百八十四年 令和六年(2024年)五月五日)2

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 今日は、端午の節句ですね。

 ♫屋根よりたかい〜♫鯉のぼり〜♫という壮大な歌

柱の傷は一昨年の〜♫ 五月五日の背比べ〜♫ ちまき食べたて人さんが〜♫ 測ってくれたせいの丈〜♫

 などの歌を歌い、楽しく過ごしたものでした。

 さて、毎年書きますが、我國には五つの節句があります。


 一月七日:人日(じんじつ)の節句 七草粥を食べますね。

三月三日:上巳(じょうし)の節句 3月の最初の「巳の日」という意味です。「禊ぎをして穢れを祓ひ、軆代りの人形に汚れをうつして河川・海などへ流す」風習などがあり、江戸時代以降「雛祭り」として庶民の間に定着しました。別名「桃の節句」は有名ですね。

五月五日:端午の節句 5月最初の「午の日」という意味です。古くは「藥草摘みの日」であり藥草としての菖蒲(しょうぶ)が「尚武」の音に通じるとして、男子の立軆出世を願ふ行事へ轉化していきました。

七月七日:七夕(しちせき)の節句 別命 笹の節句です。

九月九日:重陽(ちょうよう)の節句 「九」という数字は、易によれば「陽數の極」にあたり、これが重なる(非常にめでたい)という意味です。支那の風習(この日に菊の花を飾り、邪氣を祓つて長寿を禱るといふもの)が元になつていて、宮中では重要な節句として位置付けられてゐます。別名「菊の節句」です。

 今日は、柏餅と粽を食べて、菖蒲湯にはいろっと。

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このページは、宝徳 健が2024年5月 5日 06:59に書いたブログ記事です。

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