次の文です。この記事は、私が観音経を暗唱するために書いていますので、みなさんがご覧いただかなくても結構です。
是因縁名観世音(いぜいんねんみょうかんぜのん)
お釈迦様は、「このような因縁があって、観世音と名付けたのだよ」とお答えになられました。
観音様というのは、釈尊にとって特別な存在だったみたいですね。般若心経でも観自在菩薩に語りかけるようなお経になっています。
ブッダ、つまり、如来になる前の存在を観自在菩薩(観世音菩薩)と言います。特定の人物を指すのではなく、その存在に達した人が観音様になるようです。
仏教では、地獄界→餓鬼界→畜生界→修羅界→人界→声聞界→縁覚界→菩薩界→仏海
を十界と言います。このうち地獄界・餓鬼・畜生・修羅・人をまとめて「六道(りくどう)」といい、声聞・縁覚・菩薩・仏を「四聖」というそうです。
菩薩は仏になるまえですね。
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