今日は、憲法「典」成立の憲法「典」屈辱日です。
憲法と憲法「典」は違います。今の法学部卒業の連中は、みんな宮澤俊義の憲法「典」解釈を 学んでいますので、、憲法「典」とは権力を監視するものだという、吉本新喜劇さえ言わない冗談を信じています。弁護士も官僚も・・・。
憲法とは、その國の「歴史・文化・文明など」です。つまり國の在り方です。これが日本ほど明確な國はありません。それを文章化したのが憲法「典」です。ということは、日本国憲法「典」は明らかに憲法違反です。我國の國体を全く表していません。そんな憲法「典」を私たちはありがたがって守ろうとしています。
メディアがアンケートをとると、憲法「典」改正はまだ早いという國民が60%以上。9条改正賛成が50%以上だそうです。この数値自体に矛盾がありますが、憲法と憲法「典」のの違いを論じることからみると、これらのアンケートは全く無意味です。
明治末期に井上毅という男がいました。この人がいないと、帝国憲法も教育勅語もできていなかったという、我國の英雄です。偉人ではありません。英雄です。
国立国会図書館より
まさに我國を救った天才です。彼は、大日本帝國憲法と教育勅語草案のために、我國の歴史をとことん学びました。そして、ある真理・真実・事実を突き止めます。それは、我國の國体は、
シラス
というこことなのです。なので、井上毅は、第日本帝國憲法草案にあたって、第一条を
第日本帝國は萬世一系の天皇の治らす(しらす)ところなり
としました。伊藤博文が、法律用語としてどうかと考え「統治す」と変えましたが、井上毅のこの条文がまさに憲法(我國の文明・文化・歴史等)なのです。そして、それを条文化したのが、第日本帝國憲法「典」なのです。為政者はこれに従って國を運営することとなりますが、惜しむらくは、官僚と官僚化された軍部が第日本帝國憲法「典」の運用を誤り、國を滅亡させました。
この真理・真実・事実をメディアはなぜ伝えず、日本國憲法「典」は憲法違反であることを報道しない。
真実を報道する。それが民主主義を唯一守る手段である
という、メディアの明確なコンセプトをメディア自身が守っていない。
だから、「今の多数は歴史上の少数である」「天皇家の人事に國民が口をだす」「緊急事態条項がないことを知らない」という愚かな國民を作ってしまいます。
もし第日本帝國憲法に緊急事態条項(政府も軍も機能しなくなった時には統治者である天皇陛下しか國を救えない)がなければ、関東大震災、ニ・ニ六事件、終戦の混乱のときに、國はつぶれていたかもしれません。
くだらない議論をするまえに、憲法と憲法「典」の違いを議論しろ!これなしに憲法「典」改正はありえません。不勉強な政治家や官僚に任せてはおけません。「主権者國民」がその議論を立ち上げるべきです。何度、今みたいなアンケートをとってのい意味がありません。
でも、私は、今回のアンケートで61%が憲法「典」改正は早いと答えたことに安心しています。今こそ、憲法と憲法「典」改正を議論する時間ができました。
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