2024年6月アーカイブ

  先日野口悠紀雄という学者が「日銀の独立性はどこにいったか」というような記事を書いていました。この人、時々大きく間違ったことをいいます。

 日銀にあるのは「金融政策の独立」であって、日銀そのものには本来独立性などありません。いつだったっけ、日銀法が改正され総理大臣でも日銀総裁を辞めさせることができなくなりました。それにふんぞりかえって日本経済をめちゃくちゃにしたのが白川元日銀総裁です。

 麻生総理大臣の時に、白川にあいたいたいと麻生さんが言ったら、そっちがこいといった人物です。安倍さんがそれを引退に追いやりました。

 今後経済運営をするときに日銀法改正は喫緊の課題です。

 野口悠紀雄? 何を言っているかわかりません。日本をダメにする人間の一人です。

  安倍元首相の暗殺事件、京都アニメーションテロ事件、都知事選の裸のポスター、いじめ、最近の暴力事件・・・・。枚挙に暇がありません。

 これらを喜ぶバカや支持するバカもたくさんいます。

 これが基本的人権の恐ろしい姿です。つまり人を殺していい権利というのが基本的人権なのです。

 安倍さんの暗殺を当然と思う大学教授。京都アニメーションのテロを、弁護士は責任能力から入ります。あんなのが許されるなら、我も我もと続く人がたくさんいます。都知事選の裸ポスターを貼ったやつは当然と思っています。。。。。。

 教育勅語に「父母に孝に、兄弟(けいてい)に友(ゆう)に、夫婦相和し、朋友相信じ、恭倹(きょうけん)己を持し、博愛衆に及ぼし・・・」とあります。

 つまり、教育勅語があれば教育基本法なって言うの不要です。そしてこれを学んでいたらこんなバカみたいな事件など起きないでしょう。そして、こんなバカみたいな人間なんて育ちません。

【拙首です】
ここにある 人の通りを 知る言葉 それを忘れる 愚かな國民
 ラグビーエディジャパンがこの前の試合で大敗しました。

 いろいろなことを言う人がいますが、これは正しい判断だと思います。

 一つは、敢えて若手を採用して、世界とのギャップを感じさせることです。流も福岡堅樹も若いうちにこれを体験しそして、あれほど成長しました。

 もう一つは次のワールドカップを見据えていることです。

 二宮尊徳翁の言葉に、「遠くを図る者は富み、近くを図る者は貧す」というものがあります。エディはまさにこの言葉通りです。

 これが簡単なようでハードルが高い。今の実績はものすごく気になります。周りもうるさいし。

 エディジャパン! 尽力を!

【拙首です】
成長とは 遠くを図るが なせること わかりながらも できない人間
 森永卓郎という男がいます。民主主義の崩壊が近く、民主主義はマルクスが言った通り、共産主義に移行するだろうと言っています。これが経済アナリストというのだから笑ってしまいます。ミクロでもなく共産主義者です。

 共産主義というのは、世界中の政府を潰し、世界中の金持ちを殺して財産を奪えば共産主義革命が成り立つという考えをします。

 だから彼らは生産というのことをしません。だって、世界中の政府と金持ちを潰したら、いきなりバランスシートの資産の部と資本の部が増えるんですから。

 それに共産主義が潰れた最大の要因は、生産を基準としない「労働価値説」だからです。

 みんなが分配に甘えてしまい、そして、一部が官僚型貴族になりすまします。こんな社会が成立するはずがない。

 これで獨協大学の教授だというのですから、ヘソが茶を沸かします。かれは、東京大学出身です。東京大学出身にはろくな奴が多い。岸田首相、福島瑞穂、岡田拓也・・・・。一体、我々の税金で勉強して國家破壊の知識を学んでくるのか。

 知識しか学んでこないからです。知識とは物事を知ることです。それが進んで見識になると、知識を正しく判断する能力が身につきます。判断できるようになると判断したことをどんな困難にも負けずに実行できる胆識が身につきます。そしてその困難を楽しめる喜織が。

 東大なんて知識しか身につかない人がたくさんいることがわかります。

 一番素晴らしいのは我國のような立憲君主國です。
草枕 旅にいでては 思ふかな 民のなりはひ さまたげるかと

(旅に出る旅に思う。私のこの旅が民の仕事の妨げになっていないかと心配だと)

 他のくにの君主にこれだけ民のことを思う方はいらっしゃるでしょうか? 私たちは幸せですね。

【拙首で】
すぐれたる 君主が導く 我が國は 豊葦原の 瑞穂の國なり
  よく評価ではなく、部下の悪口を言うリーダーがいます。この方法では一万遍同じことを言っても変わりません。

 もし、部下から喧嘩を売られたらそれをプロファイリングとして受け止めてください。それをいちいち反応したいたらマネジメントはできません。

 マネジメントなんてことをやるとリーダーは絶対に失敗します。だって、部下が30人いたら30回マネジメントするんですか? めんどくせえ〜。やればできるでしょうが、私は、そんなことは絶対にしたくありません。

 会議でやる? 会議は100%部下が聞いていません。「早くおわんねえかなあ」と思って、会議室を出たらリーダーが言ったことは全て忘れています。

 部下が動かないことは全てリーダーの責任です。

 私の親父は、帝国海軍甲種飛行兵第14期です。18歳時に、専任伍長になり、260に人の部下を率いて部隊基地を移動したそうです。260人ですからいろいろな人がいます。部下がミスをおかすこともあります。その時には、親父がケツバットをされるそうです。トイレに座れない状態になったそうです。その時にも親父は一切、部下の責任にしなかったそうです。
 今日から 二十四節気は夏至ですね。そして、七十二候は、夏至 初候 乃東枯です。

 乃東とは、冬至に眼を出して夏に枯れる植物です。「夏枯草」という古い名前があります。紫色の花を咲かせる「靭草(うつぼぐさ)」とも言われます。

 ネーミングが日本人らしく素敵ですね。

 さとと、夏至の和菓子は。


おのが身は かへりみずして 人のため 盡(つく)すぞ人の 務(つと)めなりける

 一國のリーダーが國の子供達にこんな和歌を遺す國がどこにあるでしょうか!明治大帝の卓越した國民への思いがわかります。

 「私」という字は「禾(穀物)」を「ム(肘を曲げている姿)」を曲げて独り占めにしようとしている姿です。まさしく令和の日本ですね。

 「公」は、その肘を、公のために使っている姿です。

 明治大帝が目指したのはまさに「公」です。


 【拙首です】
ウシハク(支配する)を 廃してシラスを 求める意志 それが皇室 それが國体
 さし昇る 朝日の如く さわやかに もたまほしきは 心なりけり

 もたまほしきとは、「持ちたいものは」という意味です。これも尋常小学校の唱歌になっています。

 かつての日本は美しいですね。最近「もうそういう時代ではない」という言葉が飛び交います。では、どういう時代を送っているのか? この犯罪ばかりが起きる時代、いじめが横行する時代、へたくそな喧嘩しかできない時代、喧嘩もできない男がいる時代・・・。そんな時代が作られていくなら私は昭和の男でいい。

 少しは明治大帝の御製を読め。

 世の風潮に迎合することが時代創りではない。

【拙首です】
世の中の はやりすたりと いふものは あっといふまに 消えてなくなる
 物學ぶ 道に立つ子よ おこたりに まされる仇は なしとしらなむ

 小学校の唱歌にもなっていた歌です。子供にまで御心をかけられる明治大帝です。なんと素晴らしいお方でしょう。
 昨日から七十二候は芒種 末候 梅子黄色です。

 青々と大きく実った梅の実が、黄色く色づき始める頃です。「梅の実が熟す頃の雨」ということから「梅雨」となったと言われています。陰暦五月を「梅の月」とも言います。綺麗な日本語ですね。

 懐かしいなあ。時間がある頃は、この時期になると「梅酒」「梅シロップ」「梅ジュース」を作っていました。梅干しまでつくる時間的余裕がないのと、梅干しは日が照らないと干せないので仕事をしながらでは、なかなか作るのがハードルが高いですね。

 それとらっきょうもつけていました(もちろん糠漬けも)。どろらっきょうを買って、そのまま洗い、茎を長めに切って漬けます。できるのに2ヶ月ぐらいかかるのですが、これがまた楽しみで楽しみで仕方がありません。出来て初めて食べた時は、毎年、おいしくておいしくてたまりませんでした。懐かしいなあ。

【拙首です」

梅酒つけ シロップジュースと 夏の味 梅雨の始り  青い梅
 まぢかくも だづねし民の なりはひを こよね旅ねの 夢にみしかな

 明治天皇は各地に積極的に御行なされました。この歌はある地方を御行なされたときに詠まれた御製です。意味は「間近に訪れて聞いていた國民仕事のことを、今夜は度寝の夢に見るよ」です。

 畑仕事をする農民の仕事のつくろわぬ声を聞けたことをお喜びになっていらっしゃいます。これが日本の天子様です。

【拙首です】
一國の 仕事をまとふ 天子様 その御心は 常に民へと
 まだ我が國は、デフレを脱していません。世情不安による物価高はコストプッシュインフレーションが起きていますが、それはリフレーションによる最適な物価高とは違います。

 アメリカがトランプの時に減税と投資促進を行ったので、経済が活性化し、インフレ傾向になり、どうしても利上げが必要になっています。なので、相対的にドルが高くなり円が安くなります。これは、財務省・日銀が経済を活性化してこなかったツケが回っています。黒田さんの金融緩和の責任ではありません。

 それを金融正常化と馬鹿なことをいうメディアや(ミクロ)経済誌がたくさんいます。(ミクロ)エコノミストも馬鹿なことばかりを言います。

 繰り返します。日本はまだデフレを脱していません。今、利上げや金融引き締めを行ったら、またぞろ、苦しみが続くのは國民です。

 金融緩和がまだまだ必要なの、いよいよ日銀的な正体が現れてきました。日銀は、金融引き締めと利上げが大好きなのです。

  さあ、そろそろ國民が目覚める時です。政府・日銀・財務省・メディアに強烈なNOを突きつけることです。今度の衆議院議員選挙は、まさか、共産主義の立憲民主党に投票するわけにもいきません。それといって、自民党になんて投票などできません。維新も政治をリードしない。白紙投票にしてもいいぐらいです。

  帝国海軍軍人が毎日を振り返る時に昌和していたものです。

一、至誠に悖(もと)るなかりしか(誠実さや真心、人の道に背くことはなかったか)

一、言行に恥づるなかりしか(発言や行動に、過ちや反省するところはなかったか)

一、氣力に缺(欠)けるなかりしか(物事を成し遂げようする精神力は十分であったか)

一、努力に憾(うら)になかりしか(目的を達成するために、惜しみなく努力したか)

一、不精に亘るなかりしか(怠けたり、面倒くさがったりしたことはなかったか)

 今日の明治大帝の御製です。


しきしまの 大和心の ををしさは ことある時ぞ あらはれにける

 しきしまとは 大和の掛け言葉です。日露戦争時に詠まれました。素晴らしい歌ですね。

 これを故安倍晋三元首相が詠まれた時に不勉強なある参議院議長が非難しました。これが今の日本の大きな課題です。というか問題点です。日本人が嫌ならどこかの國にいけばいい。

 「一旦緩急あれば義勇公に奉じ、以て天壌無窮の皇運を扶翼すべし」

と、教育勅語にあります。別に日本ではなくても、敵國に戦争で負けて蹂躙され奴隷になるなら、命をかけて國を守るのは当たり前のことです。ましては、我國 日本は、世界で唯一歴史が神話の世界から連続している人間社会の奇跡の国です。その大切な國家をまもるのは至極当然なことです。

 参議院議長の言葉は議論に値しない愚かなものです。

 私は毎朝、教育勅語を昌和しちますが、この部分になると涙が出てきます。この歳になっても一旦緩急あれば、その時の役割を探し、いつでも義勇公に奉じる覚悟ができています。これが日本人です。

【拙首です】
 しきしまの 大和心を 人問はば 緩急あれば 公に奉じる
目にみえぬ 神にむかひて はぢさるは 人の心の まことなりけり

 普通では見ることができない神様に向かって、少しでも恥ずかしくない清らかな正しい心境というものは誠の心で、私たちにとって最も尊いものです。

という意味です。

 明治神宮は森です。人工の森です。全國から、何十万という若者が奉仕をして造営されました。涙が出るような話ですね。

【拙首です】

齢(よわい)重ね いくつも重ね 今がある いくつ重ねねば 生きる心が

 すみません。ブログがいつも通り書けていません。忙しいからではありません。忙しいとは「心(りっしんべん)」を「亡くす」と書きます。確かにそうですが、そんな自分を認めては絶対に行けない。

 私の、ディフェンス力の弱さからオフェンスが疎かになっています。

 数日内に復活しますので今しばらくお待ちください。
 今日の明治大帝の御製です。

世の中の 人の司と なる人の 身のおこなひよ ただしからなむ

 「人の司」つまり、リーダーとなる人は、行ひを正しく使用というものです。まさに明治大帝が自らに聞かせている言葉なのでしょう。

 リーダーの三要素というものがあります。

①ノーブレス・オブリージュ(身分の高いものはそれに応じて果たさなければならない社会的責任と義務がある)
②アウフヘーベン(低い次元で相対立する意見をより高い次元から解決する能力)
③慎独(一人の時に慎める力)

 大日本帝国陸海軍の士官には、これらのことが厳しく求められました。彼らは世界最強の軍隊を作り上げました。しかしながら、官僚化された軍上層部がこの世界最強の軍隊と日本を潰してしまいました。國のことより自分たちのことばかりです。大東亜戦争は、侵略戦争などでは断じてありません。悪いのは戦時國際法を冒しまくった米國です。

 でも、自らの國を潰したのは官僚化された軍部と一部の将軍たちです。阿川弘之が阿川三部作として褒めまくっている、山本五十六、米内光政、井上成美など、どこをどう嘘をつけばこの3人を褒められるのかという内容です。山本五十六の言葉に「一年、二年は存分に暴れて見せましょう」というのがあります。二年経ったら負けますという将軍がどこにいるのか。彼は予算取りの大蔵省接待はとても上手なのですが、作戦能力などまるでありません。官僚の世界は、あんな将軍を連合艦隊総司令官に任命します。
日露戦争の時の東郷平八郎元帥をはじめとした将軍たちとはとはえらい違いです。かれらは武士でした。

【今日の拙首】
リーダーの 三つの要素を 死ぬまでに 好みに収める のぞみはそれだけ
 若復有人臨当被害称観世音菩薩名者彼所執刀杖尋段段壊滅而得解脱
(やくぶうにんりんとうひがいしゃかんぜおんぼみょうしゃひしょしゅうとうじょうじんだんだんねにとくげだつ)


 若しまた人ありてまさに害せらるべきに臨みて、観世音菩薩の名を称せば、彼の執れる所の刀杖尋いで段段に壊れて、解脱することを得ん。

(現代語訳)
この文は、剣難滅除を説かれています。
もしまたある人が、暴悪人の為に殺傷されそうになったときに、観世音菩薩の名前を念称する時は、暴悪人の持っている刀も杖も微塵に壊れて、秋毫の害も与えられず、もろもろの方便によってついにその人のために剣難を逃れることができるのです。

※この記事は、私が暗誦用に書いているので、他の方は無視してください。


よもの海 をさまりぬらし 我が国の 大和島根に 波しづかなり
(四方の海は平和に収まっているらしい。我が國日本は波も穏やかであることだ)

 大和島根(やまとしまね)とは、万葉集にもあることばです。日本のことを指します。明治大帝は、歴代天皇の御製や歴史を学ぶことで、國民のことを大切に想う大御心(おおみこころ)を育まれました。ありがたいことです。


【拙首です】
 世界一 幸せな民 日本人 こんな大きな 御心(みこころ)に触れ
 「秘すれば花なり、秘せずは花なるべからず」

という世阿弥の芸の秘伝の言葉があります。

「隠しているものは本当はたいしたものではない」という意味が込められています。芸の秘伝は「他人にしられないことで効果を発揮する」と世阿弥は述べています。秘伝は種明かしをしてしまうと、実は必ずしもびっくりするものではないのですね。

 これを私たちの生活にあてはめると、隠し事は良くないことかもしれませんが、隠しておいた方がよいことや、黙っていたほうがいいことというのはありますよね。隠した方が相手にも自分にもいいことってあるので、そういう時に生き方を決める言葉です。
 本日の大帝の御製です。

まがねしく 道のひらけて つづじ見に ゆく人おほし 大久保の里
 
「まがねく道」は、鉄道のことです。鉄道が引かれたので大久保がつづじ鑑賞の名所になったことをお読みになられました。鉄道が引かれたのは明治32年です。


【今日の拙首】
眠りたい 遊びたいなど たい病  いつまでたっても 思い果たせぬ
 最近のメディアとかSNSはひどいですね。SNSなんてなくなればいい。

マスゴミは 粗を探して ひと安心 國に在り方 気づけよ マスゴミ

 SNSも

この世に 要るのかSNS くだない民の 聞くのがつらい

 かつては、見合いではなく恋愛がいいなどとのたまう人がたくさんいました。でも、今、婚活アプリなどで、未悪よりもっと情けないことやってるじゃん!

  男が男であった時代、女が女であった時代が懐かしい。

 私は、昭和男で結構。今の情けない令和男なんて死んでもなりたくない。
 蓮舫が日本の首都の東京都知事に立候補するようです。いいの? この人選んだら大変なことになります。もしかしたら他國人ですよ。それに共産主義左翼リベラルの立憲民主党は、共産主義の経典である、カール・マルクスが書いた資本論の「労働価値説」を信じています。つまり、生産をしないて、ものを民に与えるというものです。こんな社会が成り立つわけがありません。

 また立憲民主党は外国人の献金をしている人がたくさんいるようです。憲法が禁じていますよね。なにが立憲だ。

 かつて民主党が政権をとって時に私はこのブログに書きました。「國民はここまで愚かか」と。

 また同じ状況になるのではないですよね?

 もちろん自民党の政治はぐだぐだです。あらゆる面において。ポピュリズムの社会主義政策を撮り続けています。とても危険です。見ていられません。

 なら、どこに投票するか。有権者は白紙投票をすればいい。自民党の支持率がやく25%ですから。75%の有権者が白紙投票をすれば政治家も官僚ももっと考えるでしょう。
 本日の大帝の御製です。

榊葉に かくる鏡を かがみにて 人もこころを みがけとぞ思ふ

 親善の真榊の枝にかける鏡を心の鏡として、己が姿をうつし、人間の神にあやかって、人の心を磨こう。

という意味です。

 天孫 瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が降臨する時に、天照大神が三つの命令を下します。それが三大神勅です。そのひとつに「宝鏡奉斎の神勅」があります。天照大神が瓊瓊杵尊に鏡を与えて「毎日これを見て自分がみがかれていたか振り返りなさい」と命じます。我國は素晴らしい國ですね。

【拙首です】
我國の ひとつひとつに 触れる度に 心が震え 己を省す
 昨日から、七十二候は小満 末候 麦秋至です。むぎのときいたるとよみます。

 初冬に蒔かれた麦が小麦色になる頃です。

  この頃には「麦」にちなんだ言葉がたくさんあります。さすが言葉の天才日本人ですね。

 この時分に麦の穂を揺らしながら吹き渡る爽やかな風は「麦嵐」「麦風」「麦の秋風」と呼ばれます。また、そよく穂を「麦の波」、古雪を「麦雨(ばくう)」と呼びます。

 「麦日和」という素敵な言葉も。きっと種まきや刈り入れの言葉なんでしょうね。その時に被るのは麦わら帽子かな。
 今日の大帝の御製です。

ちはやぶる 神のまもりに よりてこそ わが葦原の くにはやすけれ

 欧米や支那・ロシアの神はみんな破壊神だけです。支那はかつて創造神もいたのですが、あの大陸で創造神をやると殺されてしまいます。

  欧米や支那・ロシアの神は自己に都合のよい破壊神なので、いつも他國に戦争をしかけます。

 我國には、創造神である天照大神と破壊神である素戔嗚命がいます。破壊神と言っても他國からの侵略を防ぐ力です。國造には両方必要なんだということを古事記は示しています。海彦山彦の逸話、大国主命が兄弟に虐められた時などはそういうことをしめしています。

 それに我國は「武」です。「戈(ほこ)」を「止める」と書きます。我國の武力は戦争をする道具ではなく戦争を止める武器なのです。

  そんな神に守られた世界で唯一歴史が連続した人間社会の奇跡の國 我國日本(葦原 豊葦原瑞穂の國)は成り立ってきています。やすらかに。それを詠まれた御製です。

【今日の拙首】

                          造り 必要なのは 知識ではなく 何千年も 営む歴史

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