秘すれば花(皇紀弐千六百八十四年 令和六年(2024年)六月六日)2

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 「秘すれば花なり、秘せずは花なるべからず」

という世阿弥の芸の秘伝の言葉があります。

「隠しているものは本当はたいしたものではない」という意味が込められています。芸の秘伝は「他人にしられないことで効果を発揮する」と世阿弥は述べています。秘伝は種明かしをしてしまうと、実は必ずしもびっくりするものではないのですね。

 これを私たちの生活にあてはめると、隠し事は良くないことかもしれませんが、隠しておいた方がよいことや、黙っていたほうがいいことというのはありますよね。隠した方が相手にも自分にもいいことってあるので、そういう時に生き方を決める言葉です。

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このページは、宝徳 健が2024年6月 6日 06:49に書いたブログ記事です。

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