昨年の甲子園で慶應義塾の応援が物議を醸し出しました。あの時、前日ハムの斎藤佑樹投手が、解説をしていて「甲子園だから慶應は特別な応援をしているわけではないのです。これが当たり前の慶應の応援なんです。私なんか早稲田のときに、早慶戦が終わった後は帰ってシャワーを浴びると若き血を口ずさんでいました笑」とおっしゃっていました。
だって、160年超の歴史があるのですよ。それが幼稚舎から大学まで年平均5,000人いたとします。83万人です。その83万人が、どの曲がなれば何を歌うかをすべて知っているのです。その精鋭が甲子園に行きますから(神宮も同じ)、当然、応援はすごくなります。
島根県立大社高校だって、125年の歴史です。年平均450人の生徒は6万人弱います。甲子園に100年ぶりぐらいに出場したら私でも行きます。応援がすごくなるのは当たり前ですよね。
私たちからすれば「だから何?」という感じです。
これがただの伝統の力だけではなく
常に伝統を「続ける」力です。
我が母校、福岡県立福岡高校のテーマに
常に新しき伝統を
というのがあります。
不易流行ですね。
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