鉄オタ道子、2万キロ(皇紀弐千六百八十四年 令和六年(2024年八月二十九日)

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 最近,
Tverにハマっています。私はTVをそんなに見人間ではなかったのですが、面白いドラマもいっぱい。

 でも、不倫ドラマなんでやるなよ。

 昔、団地妻シリーズやっていたけど、あれは主婦が暇な昼間にやっていたそうです。今のはゴールデンタイムにやるし、ほとんどが、誰かが書いた漫画の焼き直しがほとんどで。つまり、TV局がよいプロデューサーを開発出来ない証拠です。メディアの劣化がここでも感じます。

 その中で、とてても素晴らしいドラマも。「鉄オタ道子、2万キロ」もそうです。

 玉城ディナさん主演のドラマもそうです。

 大学時代にやったなあ。一人旅。まだコンビニもない時代、何かを買おうとしてもコンビニなんてありません。近くの良い店も検索することもできません。そんなことで知ろうなんて思ってもいませんでした。
 
 母に「出かけてくる」、母「どこに?」 「わからない。1週間ぐらい」、母「ふ〜ん笑笑、気をつけてね」「うん」

 私は鉄道オタクではありませんが、お金と少しの着替えと時刻表を持って出かけるのが大好きでした。

 琵琶湖の湖西線が一番好きだったなあ。

 あっ、そうだ。コンビニもないから、携帯もないから、ラインもないから、一人です。何しろ検索ができない。だから、まず、1万円札と五千円札と場合によっては千円札が使えない。もっと使えないのが五百円玉。だから、百円玉と十円玉(五円玉も使えない)が、命でした。

 宿泊?鈍行列車の旅ですから、へたしたら駅のベンチや地元のお寺に泊まっていました(ひとつだけ、ちゃんと泊まらせてくれたお寺があったのにお礼状を書くのを失念ました。痛恨の極みです)。お寺は朝の掃除を手伝います。それも楽しかったなあ。

息子が小さい頃、時刻表の読み方を教えて、二人で時刻表シミュレーション旅行をして、それがうまくいくと、彼に1万円渡した「今から父さんを、◯◯に連れて行ってくれ。ただし、予算は1万円だ。切符も買い物の全て◯◯(息子)が、やれ。このお金がなくなったら二人で歩いて帰ろう。あまったら、かあさんにわからない、小遣い帳につけなくていい裏金にしていいから」「「裏金ってなに」という会話をしまし。彼はまだ覚えているようです。「駅に着いたらどうすの?」と彼、「観光地にはどんな田舎に、必ずバスルートマップ」をもらえる観光案内所がある(すべてではありませんが)」。彼は、「今日は、俺が、全部やるんだろう?父さんが先に歩くな」と言っていました。間違った道でもいいんです。失敗は彼を鍛えます。

 今は、便利な世の中が当たり前になりました。それも素敵なんですが、不便の方がもっとすてきですよ。

  このドラマは、そんな不便さの素敵な場面と、そこから自分を成長さてくれることを思い出させてくるドラマです。

 玉城ティナさんって知らなかったけど、素敵だなあ。

【拙首です】
ケラケラと 笑いながらも 着いてくる 我が子の成長 思い返へして

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このページは、宝徳 健が2024年8月29日 05:39に書いたブログ記事です。

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