明日10月5日で拉致被害者の横田めぐみさんが60歳の誕生日を迎えられます。お母様はもう88歳。
13歳で連れ去られて47年です。これには私たち國民にも責任があります。政府に対して、「軍を派兵してでも拉致被害者を取り戻せ」とは一回も言っていません。特に、5人の拉致被害者が帰国された際に、金正日は、我國との戦争を完全に覚悟しました。まだその頃は北朝鮮の核は完成していません。通常戦力なら圧倒的に我が軍(自衛隊)の方に力があります。金正日はかなり恐怖を覚えたでしょう。
でも、メディアをはじめ國民もお祝いムードいっぱいで、加害者 金正日に怒りを向けることはありませんでした。どころか、政治家や官僚や一部メディアには、「一時帰国の約束だから5人を北朝鮮に返せ」という声が圧倒的でした。金正日は、拍子抜けして、かつ、これは大丈夫だと思い、以後、拉致被害者が帰ってくることはありませんでした。
我々日本人は金正日になめられたのです。
これが日本国憲法「典」の平和主義です。自分個人さえ平和ならそれでいいという恐ろしい考えです。
同朋が他國に蹂躙されたのです。なぜ、軍を派兵してでも取り戻せ!!!と政府に要求しない!!!
明治の男たちならこんなことは絶対にしません。榎本武揚が今の日本人を笑っていることでしょう。
「なんだ、お前ら情けない。なぜ、こんな日本人になったんだ」
と。話し合いだけで北朝鮮が拉致被害者を返すわけがありません。
お母様はもう88歳です。早くしないと。
軍を國境ギリギリまで派兵してそれを背景に外交交渉をしろ!
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