東洋経済に小幡 積という慶應義塾大学の教授の記事が掲載されました。
塾員として恥ずかしいです。もっとも義塾にもマルクス経済学者はいますから、経済が全くわからない東洋経済という雑誌がイデオロギー文書を載せただけでしょう。
タイトルは「石破政権誕生は「日本経済正常化」の第一段階だ真の経済発展政策「社会・資本主義」が始まる」
です。何が書いてあるか皆目検討がつきません。ピケティの「21世紀の資本」を読んだ時と同じ感じです。それもそうです。東洋経済は、このピケティの本を日本に大々的に紹介した会社です。「トマ・ピケティ21世紀の資本論」ということで。それを立憲民主党の長妻が鬼の首をとったかのように、安倍さんに「読んだか!」と大切な國会で迫りました。長妻も義塾です。恥ずかしい。この教授と関わりが深いのかもしれません。知らんけど。
原理原則がわかっていればこんな説を信じてはダメなのがはっきりわかります。なぜなら、
資本論とは労働価値説
だからです。
労働にしか価値を置きません。生産はしっかりと労働に価値を置いていれば大丈夫だと言っています。
こんなの、ソ連(現ロシア)のソフホーズやコルホーズや支那共産党の「人民公社」の失敗を見てもわかりますよね。ダメなのが。今の中学生や高校生はこの言葉は習わないのでは?
だから儲かりません。なので、資本が全く貯まりません。そうしたらどうするか。世界中の国を転覆させ世界中の金持ちを殺してその資産を取り上げるというものです。
これを
プロレタリアート革命
と言います。
プロレタリアート
資本主義社会で、生産手段を持たず、生活のために自分の労働力を売って賃金を得る階級。労働者階級。無産階級。
資本主義の複式簿記で言えば、借り方に資産があり、貸方に負債と資本があります。社会主義ではこの資本がちっとも積み上がらないんです。だって、どんなに働いても働かないやつと給料が同じだったら働きますか? プロレタリアート革命を起こすと、いきなり貸方の資本の部にだれも稼いでいないお金が出てきます。それが資本論つまり社会主義共産主義の構図です。社会主義と共産主義の違い?それはいきなり共産主義にはなれないので社会主義を前段に置こうというだけのもので本質は変わりません
かつて朝鮮半島が日本だったっころ、今の北朝鮮に日本人の野口遵(したがう)という人が世界一の化学コンビナートを作りました。
それを我國敗戦後、北朝鮮は使いに使いまくって一時期は、國賊 朝日新聞が「北朝鮮は地上の楽園」と表現しました。さすが不勉強な朝日新聞です。
今どうなっています? 生産しないからもうなくなっていますよね。
満州に日本が理想の国家を目指した産業國 満州国を作りました。
戦争が終わりに近づくと毛沢東がここに目をつけました。「満洲国さえあれば共産主義革命は成就する」と言いながら。彼ら社会主義國家に生産という言葉はありません。
支那共産党? 鄧小平が支那大陸を発展させました。
が、どうでしょうか? リーマンショックの際に、アメリカは100兆円のお金を刷りました。バブルが弾けるというのは、負債の増加ではなく、資産の相対的低下なのです。だから負債対策に走るのではなく資産価値の低下を防がなければなりません。日本は負債対策をやってしまいました。緊縮財政という名のもとに。(それが起きないようにインフレ時にインフレれ政策をしてはならない:田中角栄のように)
このアメリカの100兆円を吸い上げて自国の発展につかったのが支那共産党です。こうやって人のものを奪わないと発展できないのが共産主義です(その前に我が国からも6兆円すいあげましたが)。
さて、石破が最低賃金1,500円、消費税15%という気が狂ったとしか思わない発言をしています。
いいですか?今から石破が共産主義左翼リベラルだということを説明します。
最低賃金という労働価値に加えて消費税で民間からお金を吸い上げて民間に流れるお金を少なくします。少なくなるので、デフレになります。そこで最低賃金の労働価値を上げていくと、中小零細企業はもちろん大企業でも倒産することとなります。
つまり、お金がなくなったから少しでもお金がある企業から吸い上げよう。消費者から吸い上げようとする共産主義の姿です。
よくこんな人を総理大臣にしたものです。あれだけ非難していたアベノミクスを否定しながら(アベノミクスはノーベル経済学者のポール・クルーグマン等も絶賛している経済政策です)。
東洋経済さんよ。名前を変えたら?
どっちがいい?
東洋共産主義経済?
東洋ミクロ経済?
爆笑
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