今回のハマス(皇紀弐千六百八十四年 令和六年(2024年)十月七日)

| コメント(0) | トラックバック(0)
 大学生の時に、「シオニズム」を知りました。国際政治というのは、こんなことも罷り通るのかと思いました。イスラエルが何千年前の旧約聖書をもとに、アラブの地に、イスラエルを建国したのです。

 世界で唯一歴史が連続した人間社会の奇跡の国 我國日本では、考えられないことです。

 これが国際政治なのです。日本の暴力団など、赤子のようです。

  でも、今回のハマス紛争とそれから続く紛争(にしておきましょう)に「限って」言えば、完全にハマスが悪い。

 先に攻めたのはハマスです。そして、ハマスは軍事の地下などに民間人を収容しています。戦時国際法違反です。

 なのにメディアはイスラエルの責任にばかりします。本当にアホなフランスも。

 まず、それだけはご理解下さい。メディアはここでも愚かなことを。

 閑話休題。
 
 歴史を知ることはなぜ大切なのか。簡単に。
 旧約聖書を解説し出したらとても長くなりますのではっしょっていることをご容赦ください。

 ユダヤの長 アブラハムには、90歳になるまで、子供がいませんでした。でもユダヤの神は「お前には子供が生まれる」と告げました。心配になって妻のサラは、アブラハムに妾 ハガルを与えました。そこで生まれたのがイシュラム(イスラム)です。

 ハガルはユダヤの後継を産んだので、だんだん傲慢になり、サラと対立します。

 でも、なんと100歳になったアブラハムと90歳のサラとの間に、子供ができたのです。それがイサクです。神が約束した子はイサクだったのです。


 紆余曲折(うよきょくせつ)ありますが、結果としてイシュラムは追い出されます。それがアラブの祖となりまし。イサクがユダヤの祖です。ここがスタートになってユダヤが「俺たちの方が正しい」と言っています。それがシオニズム(ここが神が約束した自分たちの土地だ)です。でも、何千年も前のことを蒸し返されても仕方がないですよね。「なんでこんなことが罷り通るんだろう」と、学生時代の私は考えました。

 ロックフェラーなどアメリカ人ですから、アメリカ政府も加担しなくてはなりません。それでも、圧倒的な武力を誇っていた数十年前ならいいのです、今では、アメリカも「相対的な」軍事力は落ちていて調整ができません。


 そこに出てきたのがハマスです。上記のような経緯で、歴史から見るとイスラエルが・・・。でも、今回の件ハマスが悪いのに、メディアはイスラエルの責任にばかりします。

 そして、そこに出てくるのがイランです。イランは今ではアラブになっています。でも、旧約聖書に書かれている内容は、イランがもっと古い歴史上、世界に冠たる独立国であったときに信仰していたゾロアスター教の焼き直しなのです。そのプライドたるや「ユダヤ教何するものか」です。困ったものです。

 こわいのが、第一次世界大戦の二の舞にならないかということです。国家間の安全保障は、たとえばA国とB国に安全保障契約が結ばれているとしたら、A国とC国が戦争を始めたらB国は参戦しなければならないのです。それが第一次世界大戦です。だからどの国も「戦争」ではなく「戦闘」で止めようとします。

 石破さんがアジア版NATOなどとのたまいています。これにはどの国も乗ってこないでしょう。だって、他の国が戦争になったら自分の国も参戦しなければならないからです。そのために、その前にそれを止める多国間安全保障が必要です。これが安倍さんが解いた

ダイヤモンドセキュリティ構想

です。当時ほとんどのメディアが無視しましたが。

 日本の役割は経済成長して圧倒的な武力を持つことです。我が国にしか世界平和を唱えれれる国はありません。

 昨日のメディアは財務省の 前 神田財務官のもう日本は大国ではない。と語っていました。こういう考えを持っているのが、財務省です。日本は出しゃばるなと。

 それにしても、アジア版NATOを提唱する石破さんは、日本を破滅に追い込むのでしょうか。彼は、子供の頃 喧嘩をしたことがないですね。歴代最高のケンカ下手な総理です。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.soepark.jp/mot/mt/mt-tb.cgi/9523

コメントする

カテゴリ

月別 アーカイブ

Powered by Movable Type 4.261

このブログ記事について

このページは、宝徳 健が2024年10月 7日 06:34に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「メディアの愚かさ(皇紀弐千六百八十四年 令和六年(2024年)十月六日)」です。

次のブログ記事は「今日の読売新聞(皇紀弐千六百八十四年 令和六年(2024年)十月七日)2」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。