いじめは無くならない(皇紀弐千六百八十四年 令和六年(2024年)十一月一日)2

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 誤解を恐れず言います。いじめはなくなりません。

 いじめをなくす対策をずっと打ってきていますが、まったく無くならないどころか増えています。

  子供の頃「喧嘩をしてはいけません」と育ってきた先生たちには無理です。

 喧嘩と暴力の違いもわからない大人たちにはいじめをなくすことは無理です。

喧嘩とは大切な人やコトを守るためにするものです。

  暴力とは、相手を傷つけることです。「喧嘩をしてはいけません」と教え始めた頃からこの暴力がひどくなりました。

 私たちの子供の頃の基本は、ステゴロのタイマンでした。今では、大勢で徒党を組んで暴力を振るいます。しかも獲物(武器)を持って。殺すまでやります。こんなのはいけません。

 昔は、本当に大切な人やコトを守るためにやった喧嘩は、その喧嘩が終わると相手と仲良くなることがよくありました。今は、ありません。

 私は、静岡県駿東郡裾野町(今は、静岡県裾野市)から福岡県遠賀郡芦屋町に転校した時に、こんなひどい小学校・中学校があるのかと思いました。毎日が恐怖とリスクの連続でした。いろいろなこともさせられたりしました(転校生なので)。この街の小中学校だけでなく、周りの中学校もそうでした。学校に行くのが嫌で嫌でたまりませんでした。冬などは毎晩わざと掛け布団をかけないで寝ました。そう、風邪をひいて学校を休みたかったのです。

 その上、先生たちの多くは福岡県教職員組合(福教組)です。素晴らしい先生もいましたがほとんどがドン腐れのこの先生たちに、いじめをなくすことは不可能です。

  つたない私の経験を申し上げると

①とにかく力が欲しかった。私の力なんかでは、とてもではありませんが、どんなに鍛えても「喧嘩に勝つ力」は無理でした。いざという時に負けないできれば逃げられる(大切な人を逃す)ことができる最低限の力です。質屋に行って、安い木刀を買い、それを毎日100回振りました。若い時剣道をやっていた父に素振りの方法を教えてもらって。腕立て伏せ(まだ中学生でしたから)20回やりました。ボクシングの本や合気道の本を読んで、そのコツを探りました。そこで気づいたのは、1)相手を殴る時に腕をひいてはダメだ(特に負けない喧嘩をするときには)。2)相手のパンチやキックを受ける時は、引くんではなく前にいきながら受ける。でした。そして、喧嘩の強い相手と対峙したときは、絶対に組んではいけない(負けない喧嘩をやるときは)ことでした。

②外交力・政治力
 私がこの中学で学んだことは
力なき正義は正義にあらず
 でした。力とは腕っぷしだけではありません。新聞配達をやりました。当時は、まだ、日本は貧しく、中学生の新聞配達、俗にいう「新聞少年」がたくさんいました。ここには結構悪そうがいます笑。その人たちと仲良くなる。少年野球チームに入りました。当時、野球とサッカーをする中学生は、悪そうと相場が決まっていました。地区ごとにチームが区切られています。私の地区には、なんと中学N0.1の番長がいました。この人は、周辺の中学にも恐れられている人です。どんなに頑張っても絶対に勝てません笑。この人がとても私を可愛がってくれました。

 そして、上の人の弟たちも野球チームに入ってきます。その弟たちが、何か知らないけど私のことを慕ってくれました。これがどれだけ助かったか。
 
 あと私の姉貴が結構不良たちに人気があって、それも助かりました。「宝徳の弟」ということで。最初は、喧嘩の強い兄貴が欲しいなあと切に思いましたが。弱い兄貴よりモテる姉貴の方が大切です爆笑。卒業して数年が経った時姉から電話がありました「芦屋中学の同窓会に行ったばってん、みんなあんたにあいたがっとったよ」と。「みんなやくざとかになっとっちゃないと?」「何いいよんね。もう、みんなとっくに足洗っとるよ」どんな会話やねん。芦屋町は工藤会系草野組です。それは怖かった笑。


 こうやって、最低限の腕っぷしと外交力・政治力をつけた私は、徐々に、存在力をつけていきました。

③それでもダメなら
 勉強を嫌いにする今の学校なんかに行かなければいい。もっと面白い勉強のしかたがあるはずです。ただし、人のせいにする後ろ向きな不登校はだめですよ。親が子供と旅行して一緒にその土地のこととかを学ぶ方がよほどためになります。

④それでもだめなら
 戸塚ヨットスクールです。まだ、あるのですね!!!

 楽をしていじめから逃れることはできません。誰かがいじめから救ってくれることはありません。

 自分の意思決定次第です。

【拙首です】
苦しくて 怖くて仕方の ないことは 自ら力を 身につけるしか

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このページは、宝徳 健が2024年11月 1日 06:57に書いたブログ記事です。

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