ほうら私に宇佐美の親父さん語らせたら止まらなくなるでしょう笑笑? でも、たった二年間のお付き合い(教育期間)でしたから、他の社員の皆さんはまだまだありすよね。いいなあ。
あるとき、九州宇佐美のN専務が思い病状で入院されました、手術しないと助からないと。Nさんは、覚悟しました。この病状だと俺はもう助からないなと。
当時、出光興産から、宇佐美に一方通行で社員になられた方がたくさんいました。その一人が、Nさんです。
歴史は前後しますが、あるとき、専務会(普段親父は参加しない)があるという日がありました。確か、毎月第二土曜日の14時からだったと思います。次の日曜日は、みなさん、ゴルフをして楽しまれていました。親父は、絶対ゴルフなど許さないから生前はオフレコです。
まあ、いいや。第二土曜日の昼からが7社の専務会ですから、みんな土曜日に朝早く来て、備えます(といってもいい加減な会社で、親父にすべて見抜かれているから資料などありません)。
ある時の専務会の前の金曜日です。私がたまたま何かあったのかもしれませんが、金曜日から宇佐美に行っていました。
すると親父さんが、みんななあ、今日からこっちにくるんだ〜と、あの汚い顔(ごめん)をくしゃくしゃにして嬉しそうにしています。
なんでと私は聞きました。
すると親父は答えません。結論から言うと(親父が一番嫌うのですが)、みんなに早く会いたかっただけです。
すると朝あったときに親父さんが、「あっ、しまった!今日はJOMO(旧 共同石油)の会合だ!いかなきゃ! 宝徳、あとは頼む!」と出かけました。
私は「何を頼むのよ😀」と思いながら「しかたねぇなあ」と思いました。
経理のTさんも「後で埋め合わせするから宝徳さん頼むね」
と言います。
かつての宇佐美(今は存じ上げていません)の各社の専務(社長は親父)、と言えば、出光興産のどの社員どころか、武士(良い表現です)そのもののややこしい社員ばかりです。
いつもは土曜日でいいのに、金曜日に呼び出された武士達がたくさんやってきます。私は、社長室にひとり。社員はみんな逃げています。
Nさん「おう、宝徳さん元気か。ところで、バカ親父はどこに行った」。と筆頭専務のNさんが言います(みんな自分が筆頭専務と思っています。これがやっかい笑笑。でもNさんが一番迫力がありました)。
宝「JOMOの会合に行きました」
みんな「何〜。それで寳德さん、とめんかったのか!」
宝「とめるも何、その前に出ていったわ。親父さんがそういうのをあんた達で止められるのか」
不遜は宝徳は、彼らに言いました笑。
その夜、みんなと飲みにいったら、親父の悪口ばかり。「みんな、親父さん、嫌いなの?」と聞くと。
「はっ、大好きだ。何言ってるんだ」とギラっと。みんなも「お前、何言ってるんだ」と。
俺の役割はなんなんだ!と、思いました😀。あとでTさんに大好きな鰻をご馳走になったけど。
特にNさんは、あるときのその重い病気のときに、誰にも知らせていないのに、親父さんが手術の日に、親父がきてくれたそうです。それもちょうど手術室に入る前に。Nさんは思いました「ああ、親父が助けに来てくれた」と。この事件は、その手術のあとです。たくましい。
この人は一番、悪口を言います。他の専務さんも武士ばかりです。筆頭のNさんが言うことで、わざとと悪役をを買ってみんなをまとめているのです。Nさんあいたいなあ。一度森伊蔵をいただきましたよね。あれは美味かった。
あるとき、宇佐美の専務(義息子:娘さんの旦那さん)が言いました「我が社は大会社であるが、大企業ではない」と。
つまり、利権は発生しないということです。みんな仲が悪いのを我慢してたけど笑笑。
【拙首です】
形式と 実態作る その組織 大切なのは まずは愛情
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