山茶始開(皇紀 弐千六百八十四年 令和六年(2024年)十一月七日)

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 寒くなりましたね〜。それもそのはず気づけば今日から二十四節気は立冬です。冬の始まりです。

 そして七十二候が立冬 初候 山茶始開 つばきはじめてさく です。山茶花が咲き始める頃です。ここでいう山茶花は、「さざんか」のことです。椿(つばき)ではなくツバキ科のさざんかのことです。山に生えた花を咲かせるお茶ということで、昔は、葉の部分をお茶として飲んでいたことに由来しています(諸説ありますが)。

 焚き火が禁止になり、子供たちは焚き火の歌を歌わなくなりましたね。


♩かきねの かきねの まがりかど
たきびだ たきびだ おちばたき
「あたろうか」「あたろうよ」
きたかぜぴいぷう ふいている

さざんか さざんか さいたみち
たきびだ たきびだ おちばたき
「あたろうか」「あたろうよ」
しもやけ おててが もうかゆい

こがらし こがらし さむいみち
たきびだ たきびだ おちばたき
「あたろうか」「あたろうよ」
そうだん しながら あるいて♩

 この歌好きだったのになあ。情景が今でも目に浮かんできます。

 焚き火でやいた焼き芋は美味しかったなあ。焚き火で栗を焼いてみたら、弾丸みたいに栗が飛び出てきてびっくりしました。彼女や彼氏と別れる時に、もらった手紙を焼く人もいました。焚き火は青春の1ページでした。

 おちばたき=落ち葉焚きです。

 先が爪のようになった竹箒とかで、落ち葉を集めました。街には「天才バカボンのレレレのおじさん」みたいな人がいて、しょっちゅう落ち葉を集めていました。

 集まったら子供達を呼んで、焼き芋とか焼いていました。

【拙首です】
落穂焚き 焼けたお芋を 串に刺し 子らに渡した 懐かしさ思ふ

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このページは、宝徳 健が2024年11月 7日 07:36に書いたブログ記事です。

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