逝去、崩御、薨御、薨去、卒去(皇紀弐千六百八十四年 令和六年(2024年)十一月十六日)

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 三笠宮妃百合子様のご逝去にお話は起毛もこのブログに書きました。お孫さんの三笠宮彬子さまこの動画いいですねえ。(著作権侵害になるなら仰ってください。すぐに削除します)。百合子様の一生も綴ってありますし、


https://news.ntv.co.jp/category/society/d5bbddd30edc4373a8f3296b84da11b9

 昨年、日本テレビが撮った、百合子様のことを彬子さまが語られているインタビューです。

 彬子さまは、素敵な人ですね。

 閑話休題。私も百合子様のご逝去を昨日、書いたのですが。新聞によっては崩御、薨去、卒去と書かれていました。どれがただしいのでしょうか? 覚えておかなくてはと思い、調べてみました。昔からの風習もあるので、一概には言えませんが、以下のように使い分けるみたいです。

 逝去(せいきょ):ある人が亡くなることへの尊敬語
 身分に関係なくつかわわれるそうです。なので、皇室の方に使っても構わないとか。でも、身内や同じ会社の人には使えないそうです。

崩御(ほうぎょ):天皇・皇后・上皇・皇太后・太皇太后を敬い、その死の時に使う言葉だそうです。
 人の死についての最上級の尊敬表現です。特に天皇陛下の場合には崩御を使います。皇后陛下など天皇陛下以外の方には「逝去」を用いる場合があります。なので、百合子様の場合には逝去です。よかった。間違えてなかった。

薨御(こうぎょ):親王・女院・摂政・関白・大臣など
 親王「皇孫男子の称号」「薨」野地は身分の高い人を意味しています。我國においては、皇族などに使われます。ですよね。今の大臣たちにこんなことばを使うのはもったいない。

薨去:皇族または三位(さんみ)以上の貴人が死去すること
 昨日の読売新聞はこの字を使っていたような。今日の読売新聞は逝去になっていました。今は三位なんていませんから、皇太子妃ぐらいの方でしょうか?四位以下の皇族には卒去を使います。

【拙首です】
 日本語の 豊かな表現 知っておく 歴史の理解 深まる楽しさ

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このページは、宝徳 健が2024年11月16日 08:00に書いたブログ記事です。

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