自治体は政府の出先ではない(皇紀弐千六百八十四年 令和六年(2024年)十一月十八日)

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   昨日の兵庫県知事選挙は面白かった。以前には一度、斎藤さんを揶揄したことをお許しください。その後、私は、「1対他全て」の構図なんてこの世にあるのか。これはいじめではないにか。とこのブログで申し上げました。斎藤さんは、その兵庫県庁特有の構図をわかっていたので、「今は喧嘩する時ではない」と耐えたのですね。この斎藤さんのすごさもあるのですが、斎藤さんの今回この戦いする中で、私たち県民もわかってきたことがあります。

①兵庫県庁の利権の闇は想像以上に深そうです。長年わたって染み付いてきたのですね。これを取り除くには大変な力が必要です。誰がどうのとかではなく、もう、方程式として利権が暗躍する構図ができていて、内部の人間がその方程式通りに仕事をするのです。企業でもそうですが、これが一度できるとやっかいです。かつて、イトーヨーカ堂のトップだった鈴木敏文さんが言っていました。「私の仕事は社内の成功体験をぶっ潰すことなのです。それだけなのです」とおっしゃる通りですね。斎藤さんは民意に期待しました。なので、今回、斎藤さんがもし負けていたらと考えるとゾッとします。

②でないとあれほどの1対100の構図ができるはずがない。その利権の闇とメディアが結託しています。今回は、完全にメディアの負けですね。普通なら、選挙速報がバンバンネットの既存ニュースサイトで流れるのですが、今回は、おとなしいものでした😆。もう既存メディアが世論を形成し煽動することはできない時代になりました。政党なんていうののが必要なかどうかも今後議論が必要でしょう。政治をつまらなくしています。さあ、斎藤知事と利権の闇が戦います。

③稲村さんのようなバリバリの共産主義左翼リベラルが勝たなくて良かった。ハリスとまったく同じ構図ですね。ハリスもバリバリの共産主義者です(本人はもしかしたら気づいてないかも)。そして、アメリカ大統領選挙でも、既存メディアは民意に負けてしまいました。稲村は、「何と戦っているかわからなかった」と言いますが、では答えましょう。「あなたが尼崎で12年やった数々の悪行です」「明確な政策を民に示さず、既存の手法で相手の揚げ足を取ることと思っていたら戦う相手はわからないのだよ」「民に、しっかりとした政策でしっかりとした(良い意味での)喧嘩を売らんかい」。そう考えると、自民党があれだけオウンゴールを繰り返しているのに、立憲民主は、過半数を取ることさえできなかったのと似ていますね」

自治体は政府の出先ではない! この兵庫県の利権の闇の構図には、中央官庁がびったりとくっついています。兵庫県は、旧自治省(今の総務省)から、副知事が派遣されていました。その副知事が知事になるケースが多かったのです。阪神淡路大震災の時に、自衛隊への出動要請をしなかった、貝原は、このケースです。

 今回の玉木さんのケースで、官庁総出の包囲網を作りつつあります。財務省は、予算を認める縦に他の館長に玉木さんがやろうとしている減税への包囲網を依頼します。まず、下半身。こんなの知らん。次に総務省が各県知事に言って、これやられると地方財政は苦しくなるぞとやりました。私は、宮城県の村井知事はもっとかしこい人かと思っていました。東京都だけは石原慎太郎さんが作った黒字資金があるので、こういう手は使えませんが。その他も枚挙に暇がありません。安倍さんの第一次政権の時、事務次官会議に安倍さんが手をつけました。これに怒った官僚は、特に財務省は、厚生労働省の年金問題をリークさせました。

 こんなことをしていて何が民主主義ですか?勝手に民意を煽動するメディア、地方自治体に金の力で圧力をかけ、自治体に利権の闇を作らせる財務省。でも、この構図がもう少しで崩せそうです。斎藤さんはこれをやりたかった。民意の政治を。

 メディアよ!!! 既存のパラデイムではもうあなた達は勝てなくなっていることを自覚しろ!!!

⑤最後に維新。斎藤さんがあれだけ兵庫県の利権の闇と戦っているときに、なぜ、斎藤さんを見捨てた!!!??? それだけだ。だから人気が落ちているんだ。

【拙首です】
知らぬうちに 人は組織の 中にあり わかりながらも 悪に手を染め

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このページは、宝徳 健が2024年11月18日 07:08に書いたブログ記事です。

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