それぞれが絶望に(皇紀弐千六百八十四年 令和六年(2024年)十一月二十四日)

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  昭和六十一年(1986年)11月24日から平成十三(2001年)年7月31日まで貝原俊民という者が兵庫県知事をやりました。実に14年半です。あの平成七年の阪神淡路大震災のときに、自衛隊に出動要請をしなかった知事です(本人妙な言い訳ばかりしていますが)。ちょうど私のいとこが伊丹駐屯にいました。もう、早くから出動準備はできていたのですが、(当時は)知事の要請がないと自衛隊は出動できません。司令は、仕方がないので、車や重機などを、分解させ、それを隊員に担がせました。無知なメディアは、あとで司令に「なぜ、もっと早く出動しなかったか」と迫ります。貝原は知らん顔です。司令は目に涙をいっぱい溜めていました。サイレント・アーミーです。軍隊は言い訳をしないんです。

 平成十三年(2001年)から令和三年(2021年)まで20年間は井戸敏三です。実にたった二人の人間が34年間も知事をしています。

 この間に、阪神淡路大震災の復興予算が政府と地方自治体合わせて約16兆3千億円組まれました。組まれました。これにいろいろな利権がからまり、貝原と井戸が中心になり、利権団体を作りました。また、神戸に、特別な組もあります。貝原と井戸だけではなく、兵庫県知事には、旧自治省から副知事→知事のコースが定番でした。この二人の前も坂井時忠という人間がやはり内務省(含む自治省)から副知事を経て兵庫県知事を50年もやっています。この3人だけで実に50年も利権を独占していたのです。

 こうなってくるとメディアも逆らうことができなくなります。議員も職員の仕事の仕方の県民のためではなく、その利権を守るためが目的になります。

 斎藤知事は少し脇が甘いしこの人も総務省(旧内務省・自治省の一部)ですが、この50年のしがらみを治そうと利権派くずしにはいったとしか思えません。いまだに利権派は、県民のための政治ではなく、利権のための政治を議論していますものね。

 メディアもまだ、報道しない自由を言い訳に利権はによっています。

 利権集団はいたるところにいます。 医師会、弁護士会、いまや経団連等経済団体は、金融機関、労働組合、メディア、裁判所(これはまたいずれ)、業界団体、財務省・国土交通省(道路と飛行機)をはじめとした官僚等々。政治家?あんなおバカな連中にとても利権団体を作ることはできません。むしろこれら利権団体にするよって、利権団体のための政治を民意と勘違いしてやっています。

 日本は皇室と民がとても素敵な國なのですが、すぐに利権を作りたがります。そして、自分等の結論ありきに逆らうと抹殺されてしまいます。

 優秀や医師や弁護士は今、どう思っていますがか? 優秀な学生が官僚になりたがらないのなぜですか? 成田空港は誰がなんのために作ったのですか?作らなくてもよかったのでは?かつての経済団体は、迫力がありましたが、今は、何に媚び諂っているのですか? 今の政治家に日本をよくしようという意思がありますか? メディアにいる若者はその理念と現実のギャップに悩んでいますか?政治に失望していませか?金融機関にバンカーが育っていますか?

若者が育ちますか?
若者の希望が絶望に変わっていませんか?


 俺たちはこんな国を作ってしまった。まだまだやらなければ。これらの利権の排除を。

【拙首です】
若者の 希望を排除 するやつら そっくびそろへて 打ち取ってやる


我々高齢者がやることは若者の邪魔をすることではなく、こういう利権を取り払って、若者が活躍しやすい場を創造することです!

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このページは、宝徳 健が2024年11月24日 08:40に書いたブログ記事です。

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