西宮市百周年③:鳴尾のグルメ(皇紀弐千六百八十五年 令和七年(2025年)一月十五日)3

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 私は、甲子園球場から歩いて500メートルぐらいのところ住んでいます。阪神タイガース勝っている時
は、TVのボリュームを消しても試合の様子わかるぐらいです。

 サラリーマンの時は、甲子園八番町に住んでいました。甲子園球場の西隣にあった「龍園」という台湾料理の店がたまらなく美味しかったのです。親父とお袋と息子二人がやっていました。料理は抜群にうまい。というか最高です。手羽中・・・たまりません。タイガースの試合がある時には、大量に買って甲子園球場に持って行っていました。餃子・・・。筆舌に尽くしがたい。これも球場に持ってい行きました。

 ある時、お母さんが、「宝徳さん、うちピータン食べたことある?」「ない」と答えると「は〜!!!」とため息つきます。食べました。まじにうまい!!! しばらくするとまたお母さんが、「宝徳さん、うちのこれ食べたことある?」と聞きます。「ない」「は〜!!!」 これの繰り返しです。金がなんぼあってもたらんわ笑笑。

 最高のセールスです。

 この店で、香水をつけてきたら、男も女は入れません。注文は、一度に多く頼まないと、次は、受け付けてくれません。

 ひっとことも喋らない、親父は気に入らないお客には帰れと言います。

 阪神の選手もよくきます。まあ、ヘンテコな親父です。でも、気に入った客には「ほら」と言って、食べたことのない、裏メニューを出します。「江川の耳」という料理もうまかったなあ。最後は、必ず「掛布ライス」を食いました。

 ある時、突然、店がしまっていました。「どうしたんだろう?」と思っていたら、息子さんが近くで別の店をオープンしていました。聞いたら突然、お母さんが亡くなったのだとか。とても仲が良かったんでしょうね。親父さんは、それから商売をする気が亡くなったそうです。

 私が今まで食べた台湾料理で一番うまかった。残念だなあ。

 あっ、今日は、鳴尾の話をしようと思ったのに。また、明日ね。

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このページは、宝徳 健が2025年1月15日 08:17に書いたブログ記事です。

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