これを書き終えると平成二十一年(2005年)九月二十日に始めたブログがもうすぐ累計記事1万件になります。私が前記事を保留のままでアップしていませんでした。あと25通です。
宣言通りばい。「博多弁六十ジジイのポイ活日誌」ば終わったけん、次のシリーズったい。「博多弁亭主の独り言」ったい。前の前の記事でも言ったばってん、これも短命で終わるかもしれんばい。あんまりバラしたらかみさんに怒らるるばい(怒られるの間違いではありません:これも博多弁です)。
繰り返し書きよるばってん、俺は昭和五十八年(1983年)に出光興産株式会社に入社したったい。広島直営ガソリンスタンド研修、油槽所タンクローリー研修、徳山製油所研修を経てくさ、福島県の郡山出張所に赴任したったい。そこで二年間おってくさ、昭和六十年(1985年)に千葉支店に転勤になったとばい。千葉支店にはそれから四年間いたときにくさ、今のかみさんと知り合って結婚したったい(ほんとうはうるさいけん、がみさんと呼びたかとばってん。読者のSW社長からその呼び方はやめろ!と言われとっちゃんね〜)。
最初の年は、出張所と統括支店の千葉支店との違いに戸惑ったけん忙しかったと。出張所ではくさ、ガソリンも中間留分(灯油・軽油・重油)もガスも潤滑もじぇーんぶ(全部)一人でやらないけんめいが。それこそ物流の仕事(油槽所)の仕事もあるったい。ばってん、統括支店ではくさ、ガソリンとせいぜい民生用灯油はくさ販売課(俺は販売一課やったと)、産業用灯油は営業課、潤滑油は潤滑油課、プロパンガスはガス課って別れとうとたい。組織が多くなると官僚化するげなは本当やね。結構、縄張り意識があるったい。各課ごとに。その上、俺の課長がくさ、超理不尽な人でくさ、今やったら絶対パワハラになるばい。まあ、パワハラという言葉でくさ、治まらんぐらいすごか人ったい。まあ、いうたらくさ、パワハラに不合理不条理鬱陶しさのオンパレードったい。ある先輩に相談したらくさ「そういう時はくさ(先輩は博多弁ではないけどくさ、あえてここは博多弁にするったい)、人間は誰でん、一生これが続く感じに思うばってん、そげなの人生の一つの点ったい。がまんせするより理不尽が何回あったかでも数えときやい」とアドバイスをくれたけん、なるほどと思ったたい。出光にはいろんな先輩がいっぱいおってくさ、こういう「おもしろいおっさん」たちが、いろんなことば助けてくれるったい。
※ここでひとつ心理学
心理学にくさ、論理療法げな分野があってくさ、ABC理論やらいうのがあるったい。Aという人がいたとしよう(いたとします)、BとCという人がいたとしよう、AとBは恋人同士ったい。前から行こうと決めとったくさ映画をやっと二人で観にいく日になったったい。もう、二人とも楽しみで仕方のなかったい(のは誤字ではなかよ)。それがくさ、自分たちの隣にくさ、おっさんがおって、ひどか咳ばたくさんするけん、もう二人とも頭に来たったい。そしたらくさ、こっちの隣におったおっさんがくさ、「よかや、そっちのおっさんが、一回咳するたびに10万円ばやるったい」と言ったと。あなたならどうする?
ひねくれた人は知らんばってん。咳の数ば数えるやろうが。お金がもろうて、また映画を観に来たらよかったい。
何がいいたいかわかるや。おっさんが咳をするけん頭に来たんやなかとって。自分たちが「映画館で咳をしてはいかんばい」と思っとうけん、頭に来た」とばい。それがくさ、他の人がくさ、10万円やるって言うたらコロっと笑顔になるのが人間ったい。
さっきのK課長の話を先輩が「そのぐらい考え方を変えろよ」と言ってくれたおかげでものすご考え方が楽になったったい。俺は。これがABC理論たったい。
あ〜、またやったばい。かみさんの話までいきつかんやったばい。最低やね。何が、亭主の独り言や!
明日は、なんば書こうかね。どこいら辺を担当したかを書こうかね。
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