これを書き終えると平成二十一年(2005年)九月二十日に始めたブログがもうすぐ累計記事1万件になります。あと16通です。
昨日タイトルで書いたくさ「晦日」というとは 、「月の終わりの日」ったい。だけん年の終わりばくさ、「大晦日」げな。今日のタイトルに書いた「朔日」は月の初めの日ったい。ようと覚えときやい。
一昨日くさ、俺が家で少し水ばこぼしたっとって。そげんしたらくさ、かみさんが、えらい怒ろうが。普通に怒るぐらいやったら俺も我慢できるばってん、これはたまらめいや。結婚前の可愛らしさやら微塵もなかったい。
「もうこいつとは口きかん」と思っとたらくさ、昨日の昼に俺が帰ってきたらくさ(俺はだいたい昼飯を食ってから一万歩を歩くったい)、「ねえねえ、マイナンバーの更新するけん(彼女は博多弁は使わんけど記事の性質上)、スマホで上手に写真ば撮っちゃらん」というとたい。
「昨日のあれは何やったんや。ようこげなことを笑顔で頼めるばい」と俺は思ったと。まあ、しょんなか(仕方がない)と思って撮って見せたらくさ、「これじゃだめ」げな、何遍もダメだしようが。もうTAKE10ぐらい撮りなおしたったい。俺は心の中でくさ「マイナンバーやら他の人に見せることがかなカードになしてそげんこだわるとや。どんな写真でも一緒やろうが」と思ったったい(亭主の独り言)。やおいかんめいが(どうしようもない)。「お前はSNOW WHITEの怖いお母さんか!金正日か!スターリンか!ゲッペルスか!」げな思ってしまうったい。
怒ってもいいばってんくさ、仕事の邪魔ばせんで欲しいったい。懸命に仕事をしとっても、「ねえねえ、ちょっといい」と部屋に入ってくると。作業の時やったら聞いてやるばってん、仕事の時にくさ「今、考えとったこと」とかくさ「今までやってきたこと」が全部、頭の中から飛んでいこうが。それを言ったらくさ「じゃあ、主婦は仕事していないっていうの?」と言うとたい。そげんこつ入ってなかろうが「俺が仕事中やということやろうが」と思って時間の空いた時に「さっきのあれは何やったと?」 って聞いたらくさ。「何だっけ」とか言うとたい。女は強かばい。
そうやったばい。今日は、昨日の旅行の続きやったね。
次の日にくさ、かみさんの叔母さんが、いろいろ案内してくれたと。途中からおばさんのご主人も合流してくれたと。
大分には、まだ、俺がいってない八幡神社の総本山 宇佐神宮があるった。道教が皇室を乗っ取ろうとした時に和気清麻が、命をかけてここにうけひをしにいったところたい。
御祭神は「應神天皇」たい。神功皇后の息子ったい。神功皇后はくさ、仲哀天皇が亡くなった後、軍勢を率いて三韓征伐ばした人ったい。昔は天皇陛下として教科書にも載っとったとに、敗戦後韓国に気を遣って、天皇からはずされたとって。嘘の歴史はいかんばい。だけん、子供達が歴史をすきにならんったい。嘘をついたら歴史の連続性がわからんくなるったい。
神功皇后がくさ、福岡県で應神天皇を産む時に、「産んだところ」が、「宇美(うみ)」という街ったい。おしめを変えたのが「志免(しめ)」げな街ったい。両方ともよか街ったい。ばってん宇佐神宮にはいきたか〜。
それとくさ、大分にはもうひとつ名物の街があるったい。福澤諭吉先生の生まれ故郷の中津ったい。学問の街ばってん、それはそうとここの鳥の唐揚げは、全国どこでん食べられんうまさがあろうが!!! うまったい!!! 食べたらくさ思わす「うまかっちゃーん」って言うてしまうとって。
日田もよかね。雛人形の山地ったい。素敵かろ?
大分から湯布院に行く土地がくさ、九重って言うとたい。ここの山々がまた素敵ったい。ここにはおばさん夫婦が案内してくれたと。普段みらんような山のあり方ったい。口では上手く言えんったい。スキー場もあるとよ。九重の向こう側の福岡にはくさ、「彦山神社(ひこさんじんじゃ)」があろうが。
天孫降臨ってしっとろう? 天照大神の孫の瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が、日本を統治するために天から地上に降りた話ったい。孫? 実は天照大神は、息子のアメオオシミのミコトばいう人に、あんたが地上いおりい!と言ったのに「僕は行きたくない」とば言うたけん、しかたのなか、瓊瓊杵尊を降臨させたということったい。
ばってん、日本の国はよか国やけん、だれもダメにせんったい。実はこっそり降りて瓊瓊杵尊をまもっとったと。それがこのお方ったい。彦山には彦山神社があるばい。ものごっつい、荘厳な神社ったい。
そんなこんなで、大分の旅は、美味くて、素敵で、歴史もいっぱたいったい。大分最高ばい。
次は、息子が小さい時に二人で行った鈍行列車の旅の話をしようかね。
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