これを書き終えると平成二十一年(2005年)九月二十日に始めたブログがもうすぐ累計記事1万件になります。あと7通です。いよいよテンカウント。カウントダウンです。楽しみです。
このホームページジをお読みになると私の今の仕事がよくわかります。
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こげん面白か本があるったい。
算数とくさ数学ば大嫌いな少年のロバート君がおるったい。そのロバート君の夢の中に、夜な夜な、「数の悪魔」げないう面白かじじいの出てくるったい。ロバート君に真夜中のレッスンばするったい。1と0のマジク、ウサギのつがいの秘密、パスカルの三角形、ホップする数とかくさ席替えの話、旅するセールスマンとかの話とかをするったい。ロバート君は、どんどん算数が好きになるったい。この本ば読んだら数学が好きになるったい。今の学校の生徒を勉強嫌いにする教え方と全く違うったい。数学は綺麗な学問ったい。面白かったい。俺も数学は大好きやった(化学も大好きやった。俺は元々理科系の落ちこぼれったい笑)。
この本をくさ、子供が幼稚園の時に、買ってくさ、息子の机の上の本棚にそっと置いたったい。そげんしたらくさ、その本に気づいた息子がくさ、やり始めたったい。例えばくさ、
1だけはくさ他の数字と違うて、ほかの数字が全部出来るったい。
1×1=1
11×11=121
111×111=12321
こげん1でしかくさ構成されていない掛け算はくさ、1の数だけ12345・・・と上っていって、その後、・・・54321と下がっていくったい。
1が9個の場合はくさ、
111111111×111111111=12345678987654321げななるったい。
そしたら、10個以上やったらどげんなると思う??? 自分でやってみやい。
それとかくさ、 小さな数やったら素数ばいってわかるとやけど、例えば、141421356237307が素数かどうかはコンピュータを使ってもなかなか答えが出んったい。
ばってんくさ、まず、偶数。2より大きな偶数をなんでんよかけん選んでみてください。この偶数はくさ、必ずふたつの素数で表すことができるったい。例えばくさ48は、31と17という具合にったい。
そして、奇数は3つの素数で表わすことができるったい。55=5+19+31というようにばい。数学てくさ、不思議な学問やろうが。綺麗やろうが。数学は自然科学ったい。
その中で息子はくさ、フィボナッチ数げないうのに興味を持ったったい。
そげんしたらくさ、ずっとフィボナッチ数ば書いとろうが。会社から帰ってきてくさ、かみさんに聞いたら「今日は一日中ずっとこれをやっていたと」というったい。すごい集中力ばい。というかこれが数学の魅力ったい。
江戸時代にもくさ、塵劫記という本があったったい。どんな家にも必ず1冊あったげな。数学の本ったい。日本人は昔からくさ、数学の天才ったい。庶民がくさ、この塵劫記に書いてある問題ば解きまくるったい。次にくさ、神社の境内に数学の問題ば神主さんが掲載するったい。難しかやつばい。それをくさ解きまくるったい。
明治維新の時にくさ、いろんな学問が欧米から持ち込まれたばってん数学だけは欧米よりレベルが高かったろうが。微分積分でもくさ、江戸時代に関孝和がもう創っとろうが。
あっ、フィボナッチ数げなはくさ、イタリアの数学者フィボナッチがくさ18世紀に発見したとたい。
1、1、2、3、5、8、13、21、34、55、89、144、233、377...
どの数字もくさ、前の2つの数字ば足した数字げないう規則の数列ったい。それがなんやと言いたかろう笑。おれも最初、そう思ったったい。まあ待ちやい。フィボナッチ数ばもう少し説明するったい。
1+1=2
1+2=3
2+3=5
3+5=8
げななるったい。フィボナッチはくさ「うさぎの増える」様子を見てくさ、この数列を見つけたそうげな。頭のよかね〜。子ウサギを観察してくさ、1ヶ月には大人(1つがい)になってくさ、2ヶ月後には子うさぎを産んでくさ、3ヶ月目には3つがい4ヶ月後には5つがい、5ヵ月後には8つがいになるげな。うさぎは「1,1,2,3,5,8,13・・・」げな増え方ばするらしいったい。
これがくさ、ほとんどの「木」もくさ、フィボナッチ数みたいに「枝分かれ」するげな。「花びらの枚数」「松ぼっくりの鱗の模様」「ひまわりの種の列」なんかもフィボナッチ数げな。自然界には、こげなのはたくさんあるらしいったい。数学は、こげんみたいに、すべての学問の基礎になっとろうが。素晴らしかと思わんや。
江戸時代にいうくさ「読み書きそろばん」とうのはくさ、「読み(古典の読み込み)、書き(手紙や和歌などを書く)、そろばん(数学)」ったい。かなり高度な勉強ば、江戸時代の人はしとったとって。武士ばかりやなかばい。町民にも寺子屋があったったい。為政者に言われんでも日本人にはこげな素養があるったい。
文部科学省のくさ、クソおもしろくなか勉強と違おうが。国公立も文部科学省も要らんったい。民の力で子供の教育ばしやすいようにすればいいとて。
自らが 学ぶ姿勢を 支援する それが学問 それこそ自立
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