民間ヘリは対馬空港を午後1時半に離陸し、福岡市の福岡和白病院に午後2時15分に到着予定でしたが消息不明となり、午後5時すぎに壱岐島の北東約27キロの海上に転覆している状態で見つかりました。
佐賀航空によりますとヘリは毎日点検していて、4日の金曜日には50時間点検という定期点検も行いましたが、特に異常はなかったと認識しているということです。
また乗員についても特に健康上の問題はなく、通常通りだったということです。
佐賀航空をめぐっては去年7月、運航するヘリコプターが福岡県柳川市で墜落しパイロットなど2人が死亡する事故が起きています。
佐賀航空側は会見で、去年7月の事故の原因は特定できていないとしながらも、その他の機種についても再発防止、訓練を実施して業務を行っていたと説明しました。
また、病院側によりますと15年ほど前から佐賀航空に運航を委託していましたが、機体の整備や去年7月の事故のため、一時運航を取りやめ、11月に再開していたということです。
富永隆治院長は「事故は本当に悲痛の極み。大事な患者さん、病院スタッフを乗せて、安全であるという説明をうけて大丈夫だと判断したが、甘かったかなと思う」と話しました。」
亡くなった方とそのご家族の方、そして、まだ三十代の医師の方に心からお悔やみ申し上げます。事故に遭われた方々にもお見舞い申し上げます。
仕事を真剣にしている方々こそ、その身体と心に、ミッションと本能が宿ります。頭で考えることよりも本能で動いてしまうことが多々あります。
この若い医師の方は(亡くなった方には失礼ですが)、患者さんとその家族を医師の本能で守ろうとしたでしょう。自分一人なら助かったかもしれないけど、そんなことを本能の仕事は考えません。心が痛みます。なんてことだ。
なんで・・・。
本能が 我が身を守る ことよりも 誰かを助くる ことにまずやる
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