これを書き終えると平成二十一年(2005年)九月二十日に始めたブログがもうすぐ累計記事1万件になります。あと14通です。
きいちゃりやい(聞いてください)、俺今くさ、昼に一万歩歩いとったい。そげんしたらくさ、ごっつい(とても)身体の調子がいいってた。みんなもうやりいな。それと今は、禁酒ばしとうと。酒ば飲むよりくさ、仕事の方が一万倍楽しかろうが。
昔、宇佐美の親父さんから、「人に言うことを聞かせたかったら一万回同じことを言え」と言われたばってん、一万という数字にはきっと天が宿っとるとやね。
それがくさ、昨日、午前中忙しくてくさ、その後の一万歩ば歩いたらくさ、疲れたったい。少しふらふらしたったい。そげんしたらくさ、かみさんが「酒でも飲んだんだろう」って疑うとたい。かみさんに言い訳したらくさ、火に油を注ぐようなもんやけん、「そげんこつなか」とだけ言うたったい。実際今、仕事がありがたいことにいっぱい入りようったい。だけん、忙しさでふらふらに。酒ばごと飲む暇はないとって。
そげんしたらくさ、俺の机の引き出しやらなんやら徹底的に、かみさんが探索しようが。「お前、なんばしよっとか」(亭主び独言)、ってくさ言ったばってんそれを信じとらんって。どげん信頼がない男や俺は。
は〜、毎日これったい。たまらんめいが。うらんしか〜。
そうったい、息子との鈍行旅行の話ったい。
息子が三歳ぐらいの時やったかなあ、時刻表の読み方ば教えたったい。時刻表は「見方」やなかばい「読み方ばい」。そげんしたらくさ、 息子が楽しんでくさ、一日中やりよったみたいばい。
当時、俺もサラリーマンやったけんくさ、当然、家に帰るったい(サラリーマンやなかったら家に帰らんとやなかばい。早めにという意味ったい)。
そしたら息子が喜んでくさ、かみさんに言わせると、「玄関の前でお父さんが帰ってくるのをずっと、『お父さんおかえり〜』と言いながらまっとったとよ」げな。たまらんめいが。いわせんめいが。息子がくさ、「お父さん、なんか時刻表の問題出して」と言うったい。かわいか〜。
俺はくさ、「そしたらくさ、明日の日曜日に、お父さんと二人で鈍行列車に乗って(たとえば)福井県のどこどもまで何時までに連れて行ってくれたとしたら、どの電車に乗ればいいと。ただし鈍行列車ばい」と言います。そうしたらとことん楽しんで調べて教えてくれます。
これはもうよかばい、と、思った俺はくさ、次の日曜日に息子を連れて鈍行列車旅にでかけったったい。彼に一万円渡してくさ「今日は倒産を△△に鈍行列車で連れて行ってくれ。この金を◯◯に渡す。全部◯◯がやれ。なくなったら歩いて帰ってくるばい。余ったら◯◯の隠し財産にしやい」と。
そしたらくさ「お父さん、隠し財産ってなん」と聞くったい。「お母さんがうるさく言わん、◯◯の自由につ使えるお金ったい」ば、言ったたくさ、◯◯の目が輝こうが笑。子供の目を輝かせるとが父親の勤めったい。
だけん二人で、阪神甲子園駅から、鈍行列車に乗って、姫路まで行ったと。その途中でくさ、土地土地の産業やら、歴史やら話たったい。そげんしとったら姫路に着いたったい。姫路から姫新線(きしんせん:ひめじ-岡山県新見市)の電車に乗ったと。これがまた素晴らしい電車でくさ、木々のトンネルば潜り抜けていくったい。綺麗かったい。すごかったい。息子が喜んだったい。「お父さん葉っぱの中を電車が走っているよ」げな。確かに阪神電車にはないったい。
途中の、龍野で降りたと。ここはあの赤とんぼの歌の里ったい。そげんしたらくさ、息子が「どげんしたらいいと」って聞くったったい。かわいか〜。俺は、親バカ世界チャンピオンったい。
だけん教えたと「◯◯なあ、観光地の駅の近くには、必ず観光案内所があってくさ、バスルートマッがおいとるけん、そればまずもらうと。もらってきやい」と一人でいかせったったい。嬉々として行きよろうが。男は一人旅がでけんといかんったい。それを教えよったい。
バスルートマップをもらってきた息子に言ったったい。「今日は◯◯に任せるけんね。お父さんをここに連れって行きやい」といったったい。ばってんん、どうしても親は口をだしたくなるとって。そうしたらくさ、息子が「今日は俺に任せるといったやん。黙っとって」と言います。うれしかっちゃん。ちゃんと案内ばしてくれたと。
昼ごはんになりました。彼はカレーとオレンジジュースばい。息子に「◯◯、お父さんはビールば飲んでんよか」と聞いたら、「お金がなくなるからだめ」と言うったい。オレンジジュースの方が高かとに笑。
「お母さんにお土産買うばい」と言ったら彼は揖保乃糸の素麺を選びました。
ここから本題ったい。
家に帰ってくさ、かみさんに息子が、お土産ってくさ、揖保乃糸ば渡したとって。そげんしらくさ。かみさんが「私、三輪素麺の方がすきなの」げな!!!!ありがとうも言わんとばい!!!! それに三輪素麺よりも揖保乃糸の方が絶対うまかろうが。くらしたろうか(殴ったろうか)と思ったったい。あの時の息子の悲しそうな顔。
今日はこれが書きかったけん、ながながと書いたばい笑笑。亭主の独り言ったい。女は怖い。
あっ、その時の裏金は、息子も存在を忘れていてくさ、大学生ぐらいになって「父さん、この金なんだろう」と言ったので、裏金ったい、もらっときやいとか言ったか言わなかったか。まだまだ、息子と二人の鈍行れ社の旅あります。また、書きますね。今でも彼は覚えています。
なけなしの お金のなかから お土産に 息子が買った 母へのそうめん
母の好み 三輪素麺と 知った時 一瞬見せた かなしい顔を
かあさんは 三輪素麺が すきだよね 息子の姿 大きくなっても
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